福島の未来の光

  • 2012年6月3日
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開所式から無事に一年たった、弊社の福島県いわき工場。


一年の間には、本当に本当にいろいろあったけな。


一年の間に、いろいろあった事を武勇伝にせず、反省材料にして2年目をスタートさせる。




いわき工場は一年前に、3つのフェーズにわけて、事業計画たてて始まった。

第一フェーズは、愛知県にある本社工場のオーバーフローしている製造物を、いわき工場に移管して製造開始する事。

これに関しては、紆余曲折はあったものの、なんとか軌道に乗せる事ができた。

かなりいわき工場の社員さんやパートさんが、頑張ったからね。



第二フェーズは、受託型のビジネスモデルでもいいので、東北の地でお客さんをみつけ、いわき工場自身が受注して製造して、お客さんと付き合っていく事。

これも、東北や北関東の良いお客さんと付き合いがはじまり、ゆっくりで少量だけと、実現性しつつある。

工数やいわき工場のインフラが、制限される中で、いわき工場が頑張ったと思う。




そう、で、第三フェーズこそが、弊社が福島県いわき市に工場を設立したならではの、最大の目的。

それは、地震や津波や原発問題を体験した、福島の人達のアイデアや想いを具現化した工業防災製品を、敢えて福島の地で、福島の人達と一緒に開発・製造し、made in Fukushima の最終製品として世界中に拡販し、福島の名をポジティブに世界中に広める事。


これこそが、弊社の最大のミッション。


これを実現するために、いろんな人達が助けてくれるようになった。

本当にありがたい。


何をどの様に作るか、という計画はある程度出来ているので、これから福島の人達と一緒にこのミッションを進めていくのが楽しみだ。



地震と津波と原発問題で、世界中に名が広まった福島県。

その福島県から、世界中を救う工業防災製品が開発されれば、福島県の名はポジティブなものとして、世界に轟くかな。