Zip & Candy 人生初の音楽劇鑑賞

よくある感動的な舞台は縁あってたまに鑑賞に行くのだけれど、今回は人生初の音楽劇を鑑賞したくて六本木まで。待ちに待った六本木の俳優座劇場に到着すると、会場は既にたくさんの人で溢れている状態。この音楽劇の人気の高さが伺えますね。

この音楽劇のタイトルは「Zip & Candy」で、原作はキングコングの西野亮廣氏が書いた絵本。自分もこの音楽劇を鑑賞する前に、その絵本を3冊購入して、1冊は弊社のロボティクス課の社員さんにプレゼントして、残りの2冊は自分の鑑賞用とメモ用(絵本に思ったことをメモしてる)に。

時間を見つけては絵本をめくりながら、考えをめぐらせてはメモ用にしてある絵本にメモをしながら、この音楽劇を鑑賞する日を楽しみにしてきました。

音楽劇は2時間20分ほど。ネタバレしてしまうので簡単な感想ですが、絵本のボリュームから2時間20分ほどの音楽劇に仕上がるのには驚き。おそらく勝手に察するに、音楽劇の脚本家さんが原作を読み込んで読み込んで読み込んでいくうちに、原作者の想いと音楽劇の脚本家の想いが相まって、伝えたいことが溢れ出た結果が程よい2時間20分ほどになったのかな。主人公であるロボットの2人は、生身の人間が演じているのだけれど、これもまた原作とは多少違えどキャラクターがしっかりしていて、劇中にもかかわらずこちらが思わずホロっとしてしまうことも。それに脇を固める役者さんたちも泣かせてくるし、笑わせてくる。最高。

はじめての音楽劇鑑賞だったけれど、自分も今回は特別な思いれがあるだけに、本当に印象に残る、かつ、感慨深い、しかも原作者の思いを骨の髄まで汲み取ろうとした音楽劇でした。あと少しの時間を用いて咀嚼して消化したら、自分も動き出せるかな。

本当に絵本の世界って無限の可能性がある。いや、絵本を通した新しい世界を観れたことで、可能性の広がりを感じたのかな。いずれにしろ可能性しか感じない。月並みですが本当に感動をありがとうございました。

Zip & Candy