堀江さんの食と劇のミュージカル『クリスマス キャロル』。感動です。

新しく何かに挑戦するということは楽しいこともたくさんあるけれど、億劫だし面倒だし手間で大変だからどうしても避けたくなることも。だけど堀江さんは、自分自身の殻を破っていくときに、前向きに何か新しいことに挑戦して、新しいドアを開けながら新しい自分を発見していくのかな。しかもそれを楽しく、周りを巻き込んで幸せにしながら。

堀江さんがプロデュースと主演を務める食と劇のミュージカル『クリスマス キャロル』は、まさしくそれを体現しているように見えた。しかもミュージカルをカラオケ化して民主化するのだと。カラオケのように誰もが楽しめるようにするのだと。自分自身の殻を破るだけじゃなく、民主化するわけだから誰もが楽しめるようになるし、それで新たなエンターテインメント市場も創出される。ミュージカルのカラオケ化なんて誰も損はしない。想像するに、身近な非日常を味わえてそれはそれは楽しいだろうな。

そんな堀江さんの思いが乗っているであろうミュージカル『クリスマス キャロル』をみてきた。みてきたといってもただただ鑑賞するだけじゃなくて、食と劇のミュージカルだから和牛のフルコース料理で感動して、ミュージカルで感動するという、感動尽くしのミュージカルをみてきた。

和牛のフルコースは前菜から始まりメインとデザートまでのクオリティはレストランで頂くものと同じかそれ以上。しかもお酒の好きな人にはたまらない、ほとんどの種類のお酒が用意されている。そんな贅沢の極みを堪能しながら、ミュージカルを鑑賞するのだから楽しくないわけがない。出演されている方々の配役もバッチリで、堀江さんのスクルージは人生の経験と深みが憑依していてハマり役だった。鳥肌。歌と笑いと踊りに、最後はハンカチも必要。とにかく劇場に足を運んで欲しい。

いろいろといい刺激がもらえた週末。感動と感謝。また来年もかならず行きたいな。