年内最後のいわき工場には、たくさんの仲間が来てくれました。
当然自分も、社員さんと語らう時間も持てて、安心して年内を過ごせそうかな。
デリケートな地区で、デリケートな問題を抱えながらも、上を向いて前に進んで頑張る弊社のいわき工場の社員さん達に感謝。
ということで、大町社長と鈴木社長といわき工場を後にすると、そこへ結構な大きさの地震が。
iPhoneアプリのゆれくるは鳴りまくり、震度3~4の地震が福島に。
直後に携帯電話は不通となり、各方面と連絡が取れず、心配した友人知人はSNSで連絡をくれた。
SNSで無事を伝えてほどなく、高速道路と電車まで不通。
結果、帰る事も出来ないので、満室になる前にホテルを予約し無事にチェックイン。
その晩は、鈴木社長と縁あって浪江焼麺太国の太王の八島さんと、合計4人で復興飲食店街 夜明け市場で食事。
濃かった。 本当に濃い時間だった。
自分も震災3週間後に、いわきに来て不動産契約をして工場を借り、3ヶ月後にはいわき市で工場を操業し始めたけれど、それとは違ったリアリティーのある話が八島さんを中心に4人で出来た事が、何よりも自分の中で新たな化学反応が起きた気がした。
いや、たぶん何かが吹っ切れ、なにかが始まる予感がしたし、その予感は現実のモノとなり、何かが変わっていく気がした。
おそらく、数ヶ月もすればソレが気から確信に変わるのではないかな。
いわきの夜。
同世代の男同士で語り合った夜。
その日、起きた地震は相変わらず憎らしく、少数とは言え被害をもたらした事は許せるはずもないけれど、皮肉にもその地震が元で帰る事が出来ず、結果、日にちをまたぎ男4人で語り合う事が出来たこの貴重な時間は、今回の地震の被害者の方と同様無駄にはしないだろう。
いわきの夜、男4人。
- 2012年12月9日
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