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2019.02.15 お知らせ

三笠製作所 40周年記念講演会の様子【三宅宏実氏】

1日1日120%を出し切って練習する。本との出会いが自分を変えた

重量挙げ女子ロンドンオリンピック銀メダリスト、リオデジャネイロオリンピック銅メダリスト三宅 宏実氏の講演会を2019年2月15日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。

三宅氏がウエートリフティングをはじめたのは15歳のとき。中学校3年生までは母からピアノを習っていたが、女子ウェイトリフティングがはじめて採用された2000年オリンピックシドニー大会をテレビで見て感動しウェイトリフティング競技を始めることに。父の三宅義行さんはメキシコ五輪銅メダリスト、伯父の三宅義信さんも東京・メキシコ五輪で金メダリストであることから、「自分もメダルを取ることができるかもしれない」との期待もあったとのこと。

競技の指導はメダリストの父義行氏から受けた。スポーツの経験は無かったが、義行氏の高校生時代の42.5kgという記録をあっさり超えてしまうなど素質を感じさせた。

義行氏の指導方針は「褒めて伸ばす」。練習できる環境を整え、三宅氏の考えを尊重することを重視した。練習メニューなどを考えるときも、遠回りであったり失敗するとわかっていても三宅氏がこのやり方でやりたい、という考えを大事にし見守るようにした。

親子で目指したオリンピック。しかし、アテネは9位、北京は6位に終わり、メダル獲得はならなかった。その後も次のオリンピックを目指して練習するが、なかなか記録が上がらず苦しい時期が続く。そんなとき気分転換で始めた読書が趣味となり、様々なジャンルの本を読むようになる。そして今後の人生を変える2冊の本と出会う。

1冊目はサッカー選手の長谷部誠が書いた「心を整える」。この本に書いてあった、「部屋の乱れは心の乱れ」ということに思うところがあり、身の回りのものを断捨離をして整理整頓し、水回りも綺麗にするようにした。すると不思議と記録も少しづつ伸びていった。競技だけではなくて私生活もしっかりしないといけないと気付かされたのだった。

2冊目は酒井雄哉(ゆうさい)さんが書いた『一日一生』という本。 その本には「明日が今日と同じような1日があるとは限らない。今日を一生懸命生きなければいけない」「1日1日が毎日リセットされる。今日がダメでも明日はうまくいくかも。」という言葉があり、前向きな気持ちになることができた。 練習も1日1日120%を出し切ろう、そうすれば次のロンドンオリンピックもどんな結果が出ても受け入れることができる。と気持ちを新たにし練習に励んだ。

心身ともに充実した状態で臨んだロンドンオリンピック。ついに念願の銀メダルを獲得することができた。

2020年東京オリンピックでメダル獲得を目指す三宅氏。「今できることを精一杯をやって、もっとうまくなりたいという向上心を忘れずに練習に取り組む」と話した。