東北復興プロジェクト13。

  • 2011年5月17日
  • 友人
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10人近い方と、面接をさせてもらった。


彼らの履歴書には、

震災による閉店の為に退職」 

震災による為に解雇

と書いてあった。

話を聞けば、身内や親戚縁者が被災している方もいた。


真剣に選考する為に、少し時間を頂く事を了承してもらい、丸一日かかった面接は終わった。

これは始まりにしかすぎず、これからいわき市にくる度に、いろいろな方と会っていくつもりだ。





面接が終わり、愛知県から持ってきた会社の看板や、加工用の材料を、貸し工場のオーナーに無理を言って、保管させてもらった。

賃貸契約は6月1日からだけれど、オーナーはそんなのお構いなしだ。 

とても協力的で、いつでもお骨を折ってくれる。

ちなみに、オーナー一家の専務は、自分と同じ年なので、これから長い付き合いになりそうだ。





とんぼ返りで愛知県に帰る前に、前回お世話になった議員さんと連絡をとってみると、たまたまお互いに時間があったので、一緒に食事をして情報交換をすることに。

福島県いわき市のインター近くの、カツの美味しいお店で、みんなでたくさん食べました。

本当においしかった。



ここで、議員さんとボランティアスタッフの新妻さんとお別れ。

また、月末に会いましょう。






今からいわき市を出て、これから仲間の住む茨城に向かう。

茨城の仲間の工場を見るのは初めてだ。

彼の工場も3月11日の震災で、甚大な影響をうけたが、持ち前のガッツと人脈や人間性やSNSで、いち早く操業にこぎつけたツワモノだ。

彼に会いに行く理由はひとつ。

ただ、元気そうな顔を見たかっただけだ。

ただそれだけ。


工場が通常稼働し、彼や彼の家族や社員さんが元気であればそれでいい。

そう思いながら、波打つ高速道路を日立へ向けて走って行った。