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2020.06.08 メディア情報

三笠製作所・キュアノス、eスポーツ積極化 コロナ禍でも楽しめる

2020年6月8日
日刊工業新聞

三笠製作所・キュアノス、eスポーツ積極化 コロナ禍でも楽しめる

コロナ禍でeスポーツが熱い―。三笠製作所(愛知県扶桑町、石田繁樹社長、0587・91・3661)が設立したKYANOS(キュアノス、東京都品川区)は、レーサーや愛好家らがオンラインゲームで競う「eスポーツ」のイベント開催を活発化している。7月からプロのレーサーらが参加する大会を開催予定。トヨタ自動車なども新型コロナウイルス対応でeスポーツに力を入れており、各方面で盛り上がりをみせる。

【オンライン大会】
「コロナ禍でも人に会わず安心して安全に楽しめるのがeスポーツ」。キュアノスの石田波琉社長はこう力を込める。波琉社長は現役高校生だ。キュアノスは三笠製作所が立ち上げたeスポーツ実業団「キュアノス」のマネジメントやeスポーツイベントの運営を担う。

2020年から本格的に活動を開始し、4―5月にオンラインでレーシングゲーム「グランツーリスモ」などの大会を開催した。1回のレース12人の参加枠に対し、約200人の申し込みがあったといい活況だ。

魅力の一つはプロレーサーと対戦できるチャンスがある点。eスポーツ実業団のキュアノスにはプロレーサーの大嶋和也選手らが所属する。そのつながりなどを生かし、7月からの大会でもアマチュア対象の各レースの優勝者は、大嶋選手や小林可夢偉選手ら10人以上のプロと対戦できるレースを用意する。

現在、大会スポンサーの獲得に動いており、2社に参画してもらえる見込みだ。さらに増やすべく、スポンサーにはゲーム上のチャンピオン車の車体に社名を掲載するなど提案を強化している。

新型コロナ感染拡大の影響でモータースポーツの中止や延期が相次ぐ中、eスポーツの魅力は浸透しつつある。自動車メーカーもeスポーツに力を入れ始めた。トヨタやSUBARU(スバル)は開催が延期されたレースをプロレーサーが参加するeスポーツに置き換えてオンラインで配信するなど、制限された環境がeスポーツを身近に感じられる機会を増やしている。繁樹社長は「トヨタなどが取り組めば、(eスポーツが)認知されやすい」と影響力の大きさを指摘する。

eスポーツの人気が高まることは、新型コロナ収束後のモータースポーツの人気にも寄与しそうだ。eスポーツで小林選手や大嶋選手らと対戦することで参加者が実際のサーキットへ足を運ぶきっかけになる。選手のファンにeスポーツも知ってもらえる。繁樹社長は「キュアノスの取り組みで興味を持つ人が増え、eスポーツとモータースポーツの裾野が広がると良い」と期待する。

【高まる意欲】
波琉社長は「(高校生とは)責任が違う」と社長業の大変さを実感しながらも、「レースの数をさらに増やしたい」と意気込む。「(コロナ収束後の)オフラインの大会開催や、障がい者の方でも参加しやすいコントローラーなどの開発にも関わりたい」と将来へのアイデアは尽きない。eスポーツの熱はまだまだ高まりそうだ。