我々日本製造業 ~台湾2日目~

  • 2011年11月3日
  • 友人
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台湾の地元の制御盤メーカーへ。



もし、自分が目隠しされて、この台湾の制御盤メーカーに連れてこられたら、日本の制御盤メーカーと勘違いをするだろう。


社内にある書類が繁体字なだけで、あとは何も変わらない。


自分が一番見たかった、10人前後の台湾の地元の制御盤メーカー。



作業の様子



繁体字の仕様書と制作中の盤



盤と機械の間のアッシーされたケーブル





今後ますます、我々日本製造業は台湾・韓国・中国メーカーと、競争しなければならないシチュエーションに遭遇するだろう。


汎用機なども当然ながら、汎用機以外でも、円高の影響で、日本国内から海外に販売しようとすれば、他国との見積もり金額で2.3割ほど高くなってしまう。


そんな状況の、我々日本製造業の真のものづくりの実力を知るべく、ますば彼等の実力を知るべきだろう。


彼等の実力を知るために、彼等の元に自ら訪れて、彼等の一挙手一投足を観察し、彼等とお茶を飲みながら、建設的な話をしてみるといいだろう。


先ずは、彼等の実力がわかるだけでも、我々日本製造業が今すべきことがわかるに違いない。


そして、そのすべきことが彼等との競争なのが、協業なのかという、各々のベストアンサーが出るだろう。


知らない、得体の知れないものが、一番厄介であって、その正体が知れてしまえば、傾向と対策は自ずと見えてくる。






自分は、中国でも台湾でも、建設的な話で協業の道を歩んでいる。