制御盤業界でNo.1を目指す 三笠製作所 代表取締役 石田です。
昨日、中国のお正月のブログを書きながら、いつのまにかサーフィン用語に置き換えて、経営を語ってしましまいました。
ところが、意外と反響があり、ちょっと驚きです。
また、その反響の中に、同じような意見が多かったのも驚きというか、納得です。
その意見とは、
【セット間が長くなった・・・】というものです。
セット間が長くなる?????
そうなんです! サーファーが使う言葉【セット】
海に行ってサーフィンをすると言っても、毎日毎日波があるわけではありません。
まして、波がある日でも、一日中同じような波があるわけでもありません。
それでも、波待ちをしていると、まとめて大きめの波が、連続で3回~8回ほど来る時があります。
それが【セット】です。
そのセットは、サイズも大きめで、まとめて連続で来るので、サーファーはいい波に乗れる確率が増えます。
沖に大きめのセットを見つけた時は、その波に乗りたくてサーファーは一瞬色めき立ちます。
そして、サーファーは一斉にそのセットに乗る為に、我先にそのセットの波の一番いい位置を取る為に、パドルします。
そして、来る波来る波にサーファーたちは、気持ちよくドンドン乗っていきます。
波に乗るのは、時間にしたら10秒から30秒かもしれません。
でも、凄く楽しいし、快感だし、この感覚はサーファーでしか味わえない、健全な麻薬です。
その為にサーファーは、時間をかけ、いい波を求め日本中、いや世界中を旅してまわります。
最近の市場は【セット間が長くなった・・・】というコメント。
本当にその通り。
バンバン仕事の波が来るわけでもない。
景気が右肩上がりでもない。
サーファーが使う言葉でいえば、【poor condition】だろう。
だけど、我ら強靭な精神力を持ったウォーターマンであるサーファーは
日々良い波に乗る為に夜明け前から海に行き
情報インフラを駆使し、あらゆる手段で刻々と変わる自然相手の波情報を集め
シーズン中でも数少ないいい波に乗るために、心技体の鍛錬を欠かさない。
それでも飽き足らず、日本中を旅していい波を見つけ
それでも満足できなければ、いい波を求めて日本を出て世界中を駆け回る。
ビジネスと波乗りは一緒だろう。
ビジネスパーソンは良い仕事をする為に、早朝出社し
情報インフラを駆使し、あらゆる手段で刻々と変わる市場の情報を集め
数少ないチャンスの前髪を掴むために、心技体の鍛錬を欠かさない。
それでも飽き足らず、日本中を営業していい顧客や市場を見つけ
それでも満足できなければ、いい顧客や市場を求めて日本を出て世界中を駆け回る。
自分はサーファーでよかった。
これからも、どんなコンディションでも心技体を充実させ、いつでもどこでもいい波に乗る。
※当然、心技体のところは、成熟期から衰退期に入っていく市場日本で、売れるアイテム・グッズ・プロダクツを開発する事も含まれる。
サーファーが経営を語ったら、意外と反響がありました。
- 2011年2月4日
- 仕事
- 737View
- 0件
-
次の記事2011年2月6日
秘密の話。