もう少し前のめりだと助かります。

  • 2010年7月12日
  • 仕事
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サッカーワールドカップも終わってしまい、若干寂しさにふけっている 三笠製作所 代表取締役 石田です。








友人の東明社長がインドで企業の準備を行うために、単身でバンガロールに出向いている最中です。


日本国内で、日常のこまごまとした目の前の問題をこなしながら、10年先を見据えた手を打つために、個人でリスクを背負い、海外に出る。


自分も、34歳の時に、櫻井社長と2人で中国大連に出て、10年先果ては100年先まで自社が存続できるように、個人でリスクを背負い、海外にうって出ました。 





念のためにですが、日本の市場が全く駄目だと言っている訳ではありませんし、海外に出れば誰でももうかると言っている訳ではありません。

当然、知恵を絞り、新しい市場や商品を創造すれば、十分日本で商売が出来ると思う。

ただ、自分は製造業という機軸で、アジアの中の日本という立ち位置で考えた場合、商圏をアジア全域と考えれば、いたってシンプルに、市場が大きくできる、という考えで中国大連に出たというのも、理由の1つです。





これからのアジアのあり方を考えれば、少しだけの勇気と、少しだけの思考の転換で、僕たち日本の製造業は幾らでも勝負が出来る環境があると感じる。




少しだけの勇気・・・・一人で中国やインドに行っても、意外と何とかなるかも。 だって、みんな同じ人間だからね。



少しだけの思考の転換・・・・今までやってきた経験や体験を、一旦棚に上げて、一人で中国やインドに行ってみては。 意外と難しく考えすぎてただけで、意外とアジアを大局的に見る事が出来るかも。  だって、みんな同じ地球の上で生活しているからね。   誤差の範囲は加味して。




足元を固めるのことも当然大事だけれど、一生足元を固め続けては青春の無駄遣い。

もっともっといろいろな事を大局的に見れたら、視界が広がって、細かい事は気にならなくなるはず。




ちょっと、ニッポン製造業も元気が出てきたけれど、まだまだ前のめりで行かないと!




個人でも大企業でも、海外で勝負しているビジネスパーソンはたくさんいます。




国内でも海外でも、もっともっと前のめりで勝負する、ニッポン製造業が増えれば、声も大きくなって、顔も明るくなる。



自分で少しの勇気を持って、少しのリスクを背負い、他責発言は心にしまって、自分の力で勝負。





自分自身でニッポン製造業の底力を発揮するくらいの気概を出す。



そうすれば大丈夫。








こんな自分でも中国大連で勝負してますから。