クリスマスマーケットでドイツサッカーの歴史を垣間見る

ロスバケに遭遇するも2日後には荷物も戻り、Tシャツ1枚とパンツ2枚を購入するだけでなんとか寒いケルンをやり過ごすことが出来て一安心。


ケルンもですがドイツは街のあちらこちらでクリスマスマーケットが開催されていて、昼も夜も人人人で賑やか。


街路灯が薄暗いことも手伝って、クリスマスマーケットの灯りがとても綺麗。暗闇の中にすごく映えますね。




毎年少しずつクリスマスマーケットの屋台のトレンドが変わっていくのも見ていて楽しい。ホットワインやカリーブルストは相変わらず人気だけれど、子供向けや日用品の屋台が少しずつ進化していくのは定点観測し甲斐がある。それでもやはり昔ながらの屋台が多いので、古き良きドイツの雰囲気がクリスマスマーケットに来るといつでも感じられる。いい感じ。散歩しながら歩いていても自然と鼻唄も。


そして日曜の休みにはクリスマスマーケットの古雑誌屋の屋台へ。1年に1度しか会わない店主とも軽く挨拶を交わして、早速1930年代からのサッカー雑誌やサッカー新聞を物色。1930年代のドイツのサッカーリーグとか胸熱です。今回は1938年のサッカー新聞と1970年90年の雑誌を購入。80年前!しかもたまたまHSVの表紙の雑誌を買ったのだけれど、この時代のメインスポンサーは日立だったんだ。すごい時代だったんだな。ちなみにもう一つの雑誌の表紙はJ.LEAGUEでも活躍したリトバルスキーとワールドカップ5大会出場のマテウス。こちらもお涙ものです。

1938年のサッカー新聞





HSVの表紙。日立がスポンサーで、クライフも写ってる。1976年と72年。





リトバルスキーにマテウス。1990年のワールドカップ優勝時。







そんなわけで、日曜の楽しいケルンもあっという間に終わり。月曜は友達にケルンボン空港に送ってもらいベルリンへ。