西回りで世界一周4

1日だけ休日を満喫するために、いつものレイクベリエッサでバスフィシング。


いつもベリエッサをガイドしてもらうベテランガイドは、目の手術をしてしばらく療養なので、今回は初めてお願いするベリエッサのベテランガイドさん。


彼の別荘はベリエッサの真横にあり、ボートを降ろすのもあっという間。


今回のガイドさんはトロールがお気に入りのようで、やたら船を流したがる。


自分はどうしてもキャストをしたいので、ガイドさんとの話し合いのうえ、トロールしたりキャストをしたりということで。


自分の持論として、バスフィシングは二つの工程で成り立っていると思っていて。


一つ目の工程は、魚がどこにいるか、もしくは魚がどこで釣れるか、という事を漁師のように、事前に把握することだと思っている。


湖や川に釣りに出る前に、季節、気温、水温、水深、インレット、アウトレット等の全てのファクターを考えて、魚のいる場所がわかっていることが重要で、もしトーナメントであればそれが勝敗を分けると言っても過言ではないかな。


それは、商売をするのにも似たところがあって、時流やマーケットを考えた時に、マネタイズが出来るポテンシャルカスタマーがいるのかどうかをマーケティングや経験則で測ってい行くことと近いと思う。


話は戻って、魚がある程度どこにいるか掴めていれば、まずはそのポイントに行く事が出来るので、闇雲に魚がいるかどうか分からないとポイントにキャストをする無駄な時間が削減出来る。


二つ目の工程は、必ず魚がいるポイントに行き、キャストをしたら何でどのように釣り上げるがということになる。


こちらも商売に通じるところがあり、戦略から戦術に落とし込んでいく過程に近いかな。


魚をかけたら、後は技術的な話で、ようはバラさないように、いかに自分の手元に持ってくるかになる。


自分は、前者の一つ目の工程がゲームのように面白くて、それが好きでバスフィシングを趣味にしているのだけれど、やはり不慣れな初めての湖や川では、ガイドさんをお願いすることになるので、肝心要の一つ目の工程のほとんどはガイドさんに委ねることになる。


そうなると楽しみは半減してしまうのだけれど、自分でも事前にネット等で初めて行く湖や川の情報を収集したり、天気図や湖や川の地図を見て、どこに魚がいるかを考えることも出来るので、自分の考えたポイントにガイドさんが入るかどうかという、答え合わせが出来る楽しみ方もありかな。


ということで、楽しみな一つ目の工程は、ベリエッサのベテランのガイドさんに委ねて、人生で一番大きなスモールマウスを釣らせてもらいました。


感謝!