大連 木曜日。

  • 2010年7月26日
  • 中国
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日本と中国で働く 三笠製作所 代表取締役 兼 三誠(大連)設備有限公司 総経理・董事 石田です。







大連の木曜日は朝から面接ラッシュ。


午前中に3人の中国の方と面接しました。





1人目

予定時刻の1時間前にやってきました。

大連の森ビルで保全をやっていたらしく、電機経験をあるとのこと。

日本に留学経験もなないですが、ぼちぼちの日本語を話していました。

185センチの彼とは、1時間程度話をし、握手をして別れました。

彼は、弊社中国工場で働きたいようです。

1口メモ:
大連では、日本語を話す人が多いのが特徴です。
クラブのお姉さん、露天商のおばちゃん、料理屋の若いバイト、ありとあらゆる中国の方が、日本語・韓国語・英語を話します。 ハングリーですね。 日本人はハングリーですかね・・・







2人目

予定時刻になっても来ません。 

まぁ、よくあることです・・・

あまりにも遅すぎて、3人目の方と同時刻になってしまったので、2人一緒に面接になってしまいました。

2人とも流暢な日本語で、受け答えをする真面目そうな男性です。

日系企業で働いている彼らは、弊社の事業方針に魅力がある様です。

なぜなら、弊社中国法人の給与水準は、大連市内でも決して高くない。にも関わらず、多くの方がエントリ―してきます。

とうぜん、人口が多いこともあり、かつ、経済成長のわりに、実は就職浪人が多いのも事実。

ですが、日本よりも優秀な方が多いのも事実。

それは単純、分母が大きいというのもありますが、勤勉欲が昔の日本人のようです。

で、かれらも一様に弊社で働く事を望んで、帰って行きました。







いつも中国で面接して思う事は、みな必死に売り込みをします。

必死です。




弊社は日本でも、随時人財を募集していますが、中国の方のほうが必死です。

働きたい。豊かになりたい。夢をかなえたい。で、稼いだお金で、もう一度勉強して、また稼ぎたい。自分のお店を持ちたい。 自分の会社を持ちたい。 そんな希望あふれる言葉が、彼らの口からどんどん出てきます。

そんな彼らの言葉を聞いていて 気持ちがいいです。






午前中はそんなこんなで終了。

1人目の185センチの彼は、8月中旬から弊社に来る事になりました。

つきなみですが、大型新人です…








昼からは、【制御盤ハンドブック 中文バージョン】の再校正。

誤字脱字が、間違い探しクイズのように多いです。

印刷会社から上がってきたのにも関わらず、誤字脱字が多い。

完成したら 弊社が運営するサイト 【制御盤,com】からお買い求めいただけます。

2週間後発売予定。 今まさに校正中です。






そして、大連の1日は過ぎていきます。





西安出身の肖永は、夕方には煙台に向けて長期出張です。





弊社の中国人スタッフは ハードワーカー です。

頼もしい。








中国大連に来るたびに、刺激をうける。