今回のカリフォルニア出張は、アルゼンチン対チリからスタート

今年はちょっと多くなりそうなカリフォルニア出張。


四半期に一度のペースですね。


今回のカリフォルニア出張は、到着したその日の夜に奇跡的な出来事が。


なんと、コパアメリカのグループリーグのアルゼンチン対チリのゲームが、うちのオフィスの近くの49ersの本拠地のLevi’s stadiumで、サンノゼ空港に到着した日の19時からキックオフ。


前回の決勝カードの再現。


メッシは怪我で出ない可能性が大だけど、アルゼンチンとチリはほぼベストメンバー。


ということで、早速Levi’s stadiumへ。


ジョーモンタナ世代の自分としては、サンフランシスコからサンノゼに引っ越してきた49ersのスタジアムとはいえ、胸アツです。


あの懐かしい牧瀬里穂とモンタナのテレビCMが、頭の中でフラッシュバックします。


試合前からアルゼンチンサポーターとチリのサポーターは激アツ。


思えば、14年前にアルゼンチン対イングランドを観た時は、アルゼンチンはいまだマラドーナ以上のスターが生まれず、スタジアムではマラドーナマラドーナの大合唱。


マラドーナが現役を引退しているのにもかかわらず、スタジアムの大型ビジョンに流れる画像は、マラドーナの現役時代の数々の神がかったプレー。


そんなマラドーナに取って代わるスターが、バルサのメッシ。


メッシの活躍により、アルゼンチンサポーターは大挙してサンタクララに集まり、試合前からメッシメッシのチャントがスタジアムのあちらこちらから聞こえてくる。


自分もメッシのプレーが観たくて、セビージャやエイバルとのゲームを観に行ったことがあるほど、やはり一見の価値あり。


またチリはチリで、サラスとサモラーノのツートップが有名な時代を経て、前回のコパでは優勝し、今回もヴィダルやサンチェスにピニージャといったヨーロッパのリーグで活躍する選手もたくさん出場していて、こちらも見応え十分。


試合が始まれば、メッシが不在でも小気味の良い展開で、観ていて良い試合だなぁと思えるゲーム。


両軍共チャンスメイクすれど、ゴールネットを揺らすこともなくゲームは進んでいたのだけれど、左のディ・マリアのゴールでアルゼンチンが先制。


試合が終われば2-1でアルゼンチンが勝利し、前回の決勝の借りを返した形に。


スタジアムは断然アルゼンチンサポーターが多かったけれど、チリ代表のサッカーも攻守ともに速く、個人技もアルゼンチンには負けてなくて、かつ後半のアディショナルタイムに一点返したのは、グループリーグを勝ち抜く上で、後に大きなアドバンテージになるかもしれないし、ゴールした選手もセレモニーもせずにすぐにセンターサークルにボールをプレースした姿勢を見ると、ゲームを諦めないチリ代表の闘志が、スタジアムのチリ代表サポーターに伝染して、試合終了のホイッスルが鳴るまで、両軍共共、気の休まることのないナイスゲームだったと思う。


奇跡的にアルゼンチン対チリのゲームが観戦出来た、今回のカリフォルニア出張。


カリフォルニアに到着してから、バタバタと予定変更が発生し、最低限のことだけをして帰国するのだけれど、それでも今回のカリフォルニアも暑くて熱かった。