大連 月曜日。 文が長いよ。

  • 2010年7月23日
  • 中国
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大連にある中国法人で、あわただしく動いている 三笠製作所 代表取締役 石田です。




足掛け4年。


中国大連に丸腰で進出して、足掛け4年が経ちました。






当時、中国に進出する日系企業が減少していました。 

大連にあるUSG(UFJ)の法人担当の日本人が、こう言っていたのを覚えています。

ここ数年は、大連に進出する日系企業が減少しているんですよね。

撤退する企業も増えてますし。 

なんとか頑張ってください。」


そう言われたのを覚えています。



でも、一緒に中国で創業した、アイセイテクノの櫻井社長と自分は、中国に新たな可能性を感じていました。

4,5年前に、薄々感じていた、中国が世界の工場から世界の市場へ。 

そう、急速に変貌し、日系の町工場のモノつくりの技術が、中国を含むアジア全域で必要になるだろうな。 

という予感がありました。



中国で創業した4年前は、なかなか事業がうまくいかず、悔しい思いや、残念な思いや、ジリジリした思いが多く、言葉では語れないほどの、たくさんの経験をしてきました。

しかし、ここにきて、中国進出でお付き合いの始まったお客様に助けられ、中国人スタッフの下支えもあり、今年になって本格的に事業が軌道に乗ってきました。






苦節4年。 





成せばなる。





思考は実現する。












天津にある、日系メーカーに製品を納品する為に、月曜日に大連到着早々に、検査立ち会いに行ってきました。

気になる品質は  【最高】  です。

中国のローカル企業の技術にピンキリはあれど、確実に中国を含むアジアの技術はあがっています。

しかも、想像を絶するスピードで。









既に始まっている、中国法人と日本法人を巻き込んでの、3年間の大型プロジェクトの打ち合わせ。

特に年末は大型案件。 今夏の案件が赤ん坊に思えるほどの、大型案件が年末にやってくる。

その段取りでおおあらわ。肖永頑張って。

そこから数十年間は、アジア全土に納品した大型の機械、搬送機、トランサーマシン等の、アフターマーケットやアフターフォロー対応で、またまたおおあらわ。

年に何回、何キロ飛行機に乗る事やら…







また、9月から始まる別案件で、工場が手狭になり、引越しを検討せねば。 

実は、先月に引っ越したばかりだ… 中国では安易に引っ越すと、手続きが日本の100倍面倒で、経営上もややこしい事になるので、基本的に引っ越しは厳禁。

引っ越しをしない前提で、工場を借りるのが基本中の基本。 

電装関係から機械加工まで、人手も足りなければ、場所もせまい。

参った。

日本から中国に働きに来たい人大募集。









あとは、中国で仕方なく、もう一社法人を興す準備。 

これ以上は会社を増やしたくないけれど、中国の法律を考えたら、一社興さないと、ややこしい事に。

中国で商売する際には、何をするかを明確にする事が大事。

でも、商売って生モノだから、売るものが少しづつ変わるから、まぁ、しょうがない。

時流にあった商売をする為には、こんなこともある。









8月は銀川の日本人の友人の結婚式。 

彼とは中国の銀川で知り合い、お互い中国で仕事をしている仲間です。

奥さんは中国の方で、国際結婚ですね。

おめでとう。






あとは、先月入部した、大連ローカルサッカーチーム。

今回は大連に来てない事にして、こそっと帰国しよう。

次回参加します。 





ということで大連初日の月曜日でした。