大学生が教えてくれた大切な事。

  • 2010年12月22日
  • 日記
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制御盤業界でNo.1を目指す 三笠製作所 代表取締役 石田です。








弊社の社用車も冬タイヤに替わり、雪対策は万全です。

雪が降れば公共交通機関も乱れ、ましてや幹線道路や枝道も渋滞でノロノロ運転で進みません。

弊社は雪の降る日に、男性の社員さんの遅刻はよっぽどの事が無い限りは、ご遠慮願っております。





数年前の雪の積もったある朝、大学生のアルバイトのH君はいつものように始業時間の15分前に出社し、いつものように社内の清掃をしていました。

ひどい雪のため、多くの男性の社員さんが遅刻する中、彼はいつも通りの出勤でした。

聞くと、彼はいつもより2時間早く起き、かつ、車で出勤しては渋滞に巻き込まれ、遅刻をする可能性があるので、長靴を履いて1時間かけて歩いて出社してきました。




この時代、言い訳だけならどれだけでもできる。

雪が降って、渋滞がひどかったと、もっともらしい事を言って、その場を凌ぐ事も出来る。

しかし、H君はあえてそれはせず、翌日の渋滞を、前日から想定し、いつもより早く起きて、歩いて会社に出勤し、何食わぬ顔で仕事を始める。


そういう事だと思う。

そういう事だ。

その差だと思う。

たったその差だと思う。


彼から学んだり、再認識させられた事は山ほどある。


大学生のH君から学んだ、そういった事が、今の僕の経営者人生の学びの1つとなっている。



今冬も、例年通り3回前後の雪が降るだろう。

大学生だった彼に負けないように、大雪になりそうなら、前日から会社に泊まり込むくらいの気持ちで経営に臨んでいます。







元気かなH君。