中国の今。 機械メーカーの今。

旧正月明けの中国沿岸部で起きた現象について。




内陸部を含む、各地方都市で最低賃金が制定され、30パーセントのベースアップが行われたとのこと。




そうなれば、わざわざ物価の高い沿岸部に出稼ぎに来なくても、内陸部を含む地方や故郷で、十分に仕事に就き、稼ぎが得られる。





ということは、旧正月に故郷に帰った労働者たちは、働き口を地元で見つけ、沿岸部に戻ってこなくなる。





結果、旧正月明けの、上海を含む沿岸部では労働者不足に陥り、人海戦術で行っていたビジネスモデルが破たんし、納期遅れが続発し、日本やアメリカやヨーロッパへの部品供給が遅延し、下工程を持つ各国は、中国沿岸部からの供給が止まり、ラインストップが始まる。




ラインストップが始まると遅延賠償金が発生し、中国沿岸部の中小企業はその対応に追われる。




沿岸部ではモノが作れない → 内陸部では製品品質が安定しない → 困った果てに、受注を断わり → 受注残は、今なら単価が安く、品質のいい日本へ発注される。 




昔これに似た現象は、日本でも起きた。





日本は工場の自動化を行い、24時間稼働で、労働者は3~4台の機械の世話をしながら3交代でフル生産を行い、利益を得た。












沿岸部を含む中国は、想像を絶するスピードで、昔日本が体験した現象を、数年前倒しで体験しつつある。




であれば、自動車産業や電機産業の超大手だけでなく、沿岸部の中小企業に対して、工場自動化の提案力のある設備メーカーのチャンスが膨らむ。





昔日本の製造工場が体験し、自動化行った経験を、ハードとソフトで売り込む。




しかも、中国は隣国。  ラッキーなことに隣国。  沿岸部なら九州の横。



今こそ、提案・起案力のある工作機械メーカーや設備メーカーは千載一遇のチャンス。




中国沿岸部の中小企業が困っている今、提案・起案で売り込むチャンス。










弊社はそんなチャンスを活かしたい日系企業様を支援し、中国現地完全子会社による万全のフォロー体制で、中国企業ユーザー様にたいしてのサービス代行を行っております。




実績は豊富。


現代自動車 北京工場  機械納品工事  機械・電気・配管

上海GM    煙台工場  機械納品工事  機械・電気・配管

JAC     安徽省    機械納品工事  機械・電気・配管

WIA    煙台工場  機械納品工事  機械・電気・配管

華泰     内モンゴル   機械納品工事  機械・電気・配管

トヨタ    天津    設備納品    設備

※ 詳細は守秘義務の為ここまでしか記載できませんが。






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続く。