大連にある制御メーカーを経営している 三誠(大連)設備有限公司 総経理 石田です。
法政大学の客員教授の増田先生に、【中国での労働争議】に関して聞かれてたので、その時の教授とのやりとりに、書き足した主観を書いてみました。
主観です。
大きな会社の現地法人を作った日本人の経営トップが、現地に頻繁に赴き、現地スタッフと同じ釜の飯を食べているのだろうか?
現地スタッフと真剣に向き合っているのかな。 たぶん、現地スタッフの顔と名前が一致しないだろうな。
というか、名前も知らないだろうな。
自分が知っている限りの、中国で働いている、または中国で起業している仲間で、大規模な労働争議に巻き込まれている法人はない。
ある知人は、日本のお盆休みに合わせて、中国法人の中国人スタッフをと一緒に上海周辺へ慰安旅行にいったっり、弊社であれば、自分は中国人スタッフと一緒の部屋で寝泊りしています。
でも、大きいところは、そんな交流は、あまりないと思う。
いままで、上海・無錫・煙台・青島・瀋陽・西安・北京・丹東・・・ いろいろな大きな日系企業を見てきたけれど、経営トップと現場最前線で働いている社員さんとの交流は少ないと思う。
日本でも、大きすぎる企業では同様だと思う。
そんなんだから、労働争議が起きる一因。
経営というモノは、全てが上手くはいかないけれど、上手くいかない原因を1こずつつ潰していくしか方法がない時もある。
それに気付いていても他責にしたり、全く気付いていないフリをしていては、労働争議は減少しないとおもう。
弊社中国法人は、大変な時やつらい時を、中国人スタッフと一緒に乗り越えてきたので、結束は固く。
肖永や張さんの愛社精神は、涙ものです。
また、今この瞬間が成長するためのチャンスだと信じて、彼らは全力です。
チャイナリスク? 確かにリスクだけれど・・・ では、中国以外は安泰ですか?
焦点が違うのでは。
中国現地に入り込んで、最前線で働く自分には、今のところ無縁です。
中国のアノ話。
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