ミラノ12日目 イタリアの制御盤メーカーと打ち合わせ

  • 2014年11月22日
  • 仕事
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朝9時にタクシーに乗り込み、ミラノのマルペンサ国際空港近くのオラーゴという街まで。


高速道路を走れば、3.40分でオラーゴ。


途中からどんどん気温が寒くなる。


そりゃあそうか、アルプス山脈の麓だからかな。


Googleマップで見るとこんな感じ。




お昼ご飯を食べるために寄ったマルペンサ空港から見た景色。


奥に見えるのがアルプス山脈。





肝心の制御盤メーカーには、スムーズに到着して、早速の打ち合わせ。


これもまた私見だけれど、海外での打ち合わせでは日本にあるような表敬訪問のようなものはなく、予めメールで訪問内容を詳細に連絡しておくことが、商談がスムーズに進むコツかな。


最近は、日本でも詳細に訪問理由を事前に連絡しておくことが当たり前になってきた気がするけど、約10年前にドイツ企業と仕事を始めた時は、面と向かってそのようにしてくれと言われたな。


そんなこんなで、ここイタリアでも事前に訪問理由が連絡してあるので、早々に打ち合わせを開始。


イタリアの制御盤メーカーの担当者二人と、かなり突っ込んだ話を1時間ほど。


途中から本当に本当にかなり突っ込んだ話になり、自分の語学力では限界が…


でも、やはり制御盤と言う共通言語があるおかけで、なんとかかんとか打ち合わせも終了。


このイタリアの制御盤メーカーの印象はというと、開発も行うかなり大きな制御盤メーカーで、弊社とすり合わせるには、かなり大変だろうなと言う印象を持ったかのが本音。


技術力も高く、開発人員も多く、大型のプラント向けの制御盤を、設計~製造~据付~メンテナンスまでこなし、拠点はサンパウロにまでブランチがある。


けれど、このような会社と技術で渡り合ったり、インタラクティブに情報交換出来たら面白いだろうなと思う。


このイタリアの制御盤メーカーと、いい意味で互角にやりあえるのを、勝手に3年後と決めて、また新しい楽しみが増えたかな。



今回、イタリアの制御盤メーカー二社と打ち合わせして、そのうちの一社のイタリアの制御盤メーカーと業務提携をして、かつ数年前に業務提携したドイツの制御盤メーカーと共に、今後の欧州展開を充実したものに出来そう。


正直に言うと、ちょっとイタリアの制御盤メーカーを舐めていたけれど、さすがイタリア、制御盤メーカーには技術力がありました。


と言うわけで、弊社三笠製作所の事業内容の一つである、世界130カ国の国と地域の電気レギュレーションを完全に網羅すると言うミッションは、また少しずつ完成に近づきました。


アルプス山脈のみえる北ミラノの夜は更けていく。


Grazie. Amici d’Italia del pannello di controllo.