プレスリリース
いわき工場1周年
報道関係者各位
プレスリリース
2012年6月7日
株式会社三笠製作所
2012年6月1日をもちまして、三笠製作所の福島県いわき工場は
無事に1周年を迎える事が出来ました
東日本大震災の2ヶ月半後の、2011年6月1日に、弊社の福島県いわき工場は、製造業を通じて、福島県での雇用創出と復興支援を行う為に、3つのフェーズからなる事業計画を立てて始まりました。
6月1日現在は、3名の被災した従業員が働いており、7月からは5人体制となります。
また、事業計画の第一フェーズは、愛知県にある本社工場のオーバーフローしている製造物を、いわき工場に移管して製造開始する事です。これに関しては、紆余曲折はありましたが、軌道に乗り通常稼働しております。
第二フェーズは、東北の地で、いわき工場自身が受注して製造し、お客様とお付き合いしていく事です。これも、東北や北関東の良いお客様とお付き合いがはじまり、ゆっくりで少量ですが、実現しつつあります。
第三フェーズこそが、弊社が福島県いわき市に工場を設立したならではの最大の目的です。
それは、地震や津波や原発問題を体験した、福島の人達のアイデアや想いを具現化した工業防災製品を、敢えて福島の地で、福島の人達と一緒に開発・製造し、made in Fukushima の最終製品として世界中に拡販し、福島の名をポジティブに世界中に広める事です。
何をどの様に作るか、という計画はある程度出来ています。これから福島の人達と一緒に推進していく予定です。販売は2年後を目標としております。