三笠製作所 40周年記念講演会の様子

千葉県第3のJリーグクラブを目指す。選手育成とチーム運営にかける熱い思い。

カレン・ロバート氏

元Jリーガーそして現ローヴァーズフットボールクラブ代表を務めるカレン・ロバート氏の講演会が2018年6月4日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催され、三笠製作所の社員をはじめカレン氏の講話を聞きたいと集まった愛知県内外の有志がカレン氏の言葉に聞き入った。

カレン氏は幼少期から柏ユース、市立船橋高校、ジュビロ岩田をはじめとするJリーガー時代、そして海外へ挑戦したオランダ、タイ、韓国でのサッカー人生を振り返り「良い時期もあったがヒザの怪我などで思うように結果が出ず辛い時期もあった。何度も辞めようと思ったが、親から「3ヶ月我慢してどうしてもダメなら辞めてもいい。今は諦めるな。」と言われ、続けることができた」と話した


参加者から「困難を乗り越えるエネルギーの源泉は何か」と質問がありその回答には「明確なゴールを設定すること」と答え、さらに参加者全員に「未来の自分に苦労させないために今努力することが大事」と語りかけた。
カレン氏は現在千葉県木更津でローヴァーズFCの運営を手がける。
「千葉県第3のJリーグクラブを目指す」を話し、選手育成とチーム運営への熱い思いを語った。
ローヴァーズFCは現在千葉県社会人サッカーリーグ1部所属で、カレン氏をはじめチーム一丸となってJリーグ入りを目指している。
参加者からは「第一線で活躍する人は身体的にもそうだがメンタルや物事に対する捉え方が前向きで凄い」と声が上がった。
講演会終了後は全員と記念撮影、サイン会が行われた。

 

トップダウンのリーダーシップではなく人の触媒としての役割を大事に

山下 祐氏

全日本選手権チャンピオンオートバイレーサーであり現在はレーシングチームTONE RTSYNCEDGE4413 のチーム監督、そして 由紀ホールディングス の執行役員でもある山下 祐氏の講演会が2018年7月9日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催された。
由紀 ホールディングス はロケット部品など宇宙航空分野への進出で知られる由紀精密が2017年に設立。国内中小企業5社、海外企業2社をグループに持ち、将来は上場を目指す会社だ。

写真2

山下氏は1988年、19才のときにレースデビュー。1994年に125ccで国内最高峰のクラスに昇格、その後600cc、1000ccと排気量をあげる。その後一度第一線から身を引いたあと、レースを趣味に切り替え参戦したクラスで全日本チャンピオンになった。
「レースを趣味に、仕事を中心に切り替えた結果、レースに対する時間や費用の制約が増えたが逆に無駄を省き自分の強みを活かせるレース展開を見つけることができた」「何も考えずガムシャラにやるのではなく、全体を見通し必要なものを取捨選択することが結果を出す近道になる」と山下氏は語った。
山下氏は現在、バイク専門誌への記事寄稿、バイクのライディングスクールの講師を務めるなど幅広く活躍する。
2013年にはレーシングチームを立ち上げ、監督として指揮をとりながら世界に挑戦する若手を育てている。7月には鈴鹿サーキットで行われる鈴鹿8耐にも出場する。
レーシングチーム、そして職場である 由紀 ホールディングスでもより良いチームを作るため、指示ではなく自らの意思で動く人材の教育を行なっている。

写真3

「トップダウンのリーダーシップではなく人の触媒としての役割をまっとうしたい」と山下氏は語る。
「お互いにモチベートしあえる関係を作ることが大事」と参加者に熱くと語りかけた。
講演会終了後は恒例となった全員と記念撮影、サイン会が行われた。

 

できないことを探して嘆くよりも、今、自分にできることを探して挑戦する

横澤 高徳氏・横澤 拓夢氏

2010年バンクーバーパラリンピックアルペンスキー日本代表選手、横澤高徳氏、現役モトクロスライダー横澤 拓夢氏の講演会を2018年9月6日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。

横澤高徳氏は5才でオートバイと出会い、小学校3年生から本格的にモトクロスを始める。国際A級ライセンス取得し全日本モトクロス選手権に参戦するまで上り詰めたが、練習中に事故に遭い自分の意志で足を動かすことができなくなってしまう。それまでトップ選手として活躍していたが急に車イス生活になり、競技どころか日常生活すらままならぬ中、現実を受け入れることができない日々が続く。


そして施設でリハビリを続ける中、同じ施設でリハビリをしている両手両足のない方に出会い、「できないことを探して嘆くよりも、今、自分にできることを探して挑戦する」ことの大切さを知った。

リハビリを懸命に続ける中、医師からチェアスキーを勧められる。モトクロスのトップライダーであったので簡単に乗りこなすことができるだろうと最初は思っていたが、実際に乗ってみると上手くいかない。年配の経験者にも勝てないありさまだった。

しかし従来の負けず嫌いの性格が功を奏しメキメキと実力をつけていく。
いつしかこの競技でトップを目指したい、パラリンピックに挑戦することで周りの方々への恩返ししたいと思うようになる。
挫けそうになることもたくさんあったが、周りの支えと挑戦する気持ちで見事日本代表選手に選ばれた。「あきらめない気持ち、夢や希望が人が生きる力になる」と横澤高徳氏は語った。


そして講演会は横澤氏の次男である現役モトクロスライダー横澤 拓夢氏へバトンタッチ。拓夢氏は現在HONDA若手育成プログラム選手に抜擢され、世界で活躍するライダーを目指し海外トレーニングにも参加している。若くしてプロになった拓夢氏。成績だけ見れば順風満帆に思えるが本人はそうでないと語る。高校2年生でプロになったが怪我などもあり結果が出なかった時期もあった。


そんなとき父親から「辛いときに頑張れた奴だけが1つ上にあがれる」という言葉をかけられ、その言葉を信じて頑張り続けた。
その結果、2014年全日本選手権18位、2015年全日本選手権10位と着実に成長を遂げる。
「辛いときはあるかもしれないが、応援してくれる人たちや自分の置かれている環境に感謝を忘れず挑戦を続けていきたい」と横澤拓夢氏は語る。


ハンディを乗り越え夢に向かって挑戦し続けた父親の姿に憧れ、自身も世界へ挑戦する拓夢氏。
二人の講演から夢に向かい戦し続けることの大事さを学びました。
最後は参加者全員で記念撮影しました。

 

海外進出を具現化する7つのキーワード

重光 悦枝氏

あの「九州熊本豚骨 味千ラーメン」を全国に展開する、重光産業株式会社 代表取締役副社長 重光 悦枝氏の講演会を2018年9月21日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。

三笠製作所の40周年記念行事ということで、熊本から駆けつけていただいた重光氏。三笠製作所の社員や会社説明会に参加した人、そして講演会を聞きに集まったゲストに、味千ラーメンの50年の歴史の中でチャレンジしてきたことをお話し頂いた。

味千ラーメンは1968年、熊本市の現在県庁がある場所のすぐ近くで、7坪8席のお店を重光氏のご両親がオープンしたのがきっかけとのこと。もともとご両親は製麺所を経営されていたが、経営状況が悪化し倒産。その後生活の糧を得るために始めたのがきっかけだったそう。

「美味しくて体に良いものを提供し続けたい」「小さなお子さんから年配の方まで幅広い世代の方に食べてもらいたい」との思いから、豚骨から煮出したスープに「千味油」という独自で開発した油、焦がしニンニクを加えて香りと味を整え、厳選した小麦粉で仕上げられた自社製面を加えた豚骨ラーメン「味千ラーメン」を開発した。

現在、世界12カ国に816店をフランチャイズ展開し、成長し続ける味千ラーメン。フランチャイズビジネスの成功の鍵は、「失敗から学ぶ」ということが大事だ、と重光氏は強く語った。

海外進出は24年前に台湾に出店したのが始まり。しかし台湾では、「なんてしょっぱいラーメンだ」「油っぽすぎる」と言われあまり評判が良くなかった。そこで現地に受け入れてもらうために、塩分や豚骨スープに味をつける独自開発した油の量を少なくしたりと対応した。

しかし元々の「熊本味千ラーメン」から味がどんどん変わってしまい、結局受け入れられず2年間で12店舗を展開したものの、全て店舗を閉鎖し撤退することになってしまった。このとき学んだのが「自分たちが一番大事にしているコアな部分は変えてはいけない」ということだった。味千ラーメンではラーメンの味がコアになる。その味はどこに進出しようが変えてはいけない、ということに気付いた。

台湾撤退から2年後、1996年に香港に出店。その後中国本土へ進出する。中国での大規模デモや、内陸部に進出する際にはゴミの回収・電気や水などのインフラ問題など様々な問題が発生するが、現地のパートナーと一緒になって一つずつ解決していった。

困難を乗り越え、現在世界中に店舗展開する味千ラーメン。海外進出を具現化する7つのキーワードを重光氏に語っていただいた。

困難を乗り越え、現在世界中に店舗展開する味千ラーメン。海外進出を具現化する7つのキーワードを重光氏に語っていただいた。

①Never Say "I Can't"(絶対に「できない」と言わない)
②Don't stay in the comfortable zone(ぬるま湯につかったままでいない)
③Think what they want(アンテナをはる)
④Don't miss the opportunities(チャンスを逃さない)
⑤Keep the promiss(約束を守る。自分への約束)
⑥Possible /Impossible is just an opinion(可能か不可能かは意見に過ぎない)
⑦The universe is listening.(言葉は宇宙が聞いている)

 

目前で具体的事例を交えながら、自身の経験からまとめた7つのキーワード。重光氏の表情や身振り手振り、言葉の抑揚などから、事業に対する想いや情熱が伝わってきた。この熱はネットや本からでは得ることは難しく、直接会って話を聞ける講演会の醍醐味だと感じた。講演会終了後は恒例のサイン会、写真撮影が行われた。

 

プレッシャーを味わえる幸せ。オリンピックで頂点を極めるまでの道のり

田知本遥氏

リオデジャネイロオリンピック・女子柔道金メダリスト田知本 遥氏の講演会を2018年11月5日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。

田知本氏は小学校から20年間の柔道人生を歩んできた。その中で普通の人が体験できないような様々な困難・苦難を乗り越えてきた体験をお話し頂いた。

富山県で生まれ7歳で町のスポーツ少年団で柔道を始めた田知本氏。本当はピアノやバレエを習いたかったそうだが父の勧めで半ば強引に柔道場に連れて行かれた。

小学校一年生で初めて全国大会へ出場し3位に輝き、この大会をきっかけに日本一・世界一を目指し始める。地元の中学・高校が柔道強豪校で修業し腕を磨いた後、姉も在籍していた東海大学に進学し、関東上京した。

2012年のロンドンオリンピックに出場したが、準々決勝で優勢の状態からの大きな怪我をしてしまい敗北。頭の中が真っ白になり、現役を続けようかと悩んだ。

2014年には日本代表から外れてしまうものの、イギリスに武者修行へ。この時、渡航する準備などをすべて自身で行った。イギリスでの修行中に出会った海外柔道家との交流が「自分の枠の外の世界を知る」きっかけとなり、のちのオリンピック制覇に大きな影響を与えたと田知本氏は語った。

そのかいもあってか、2014年講道館杯(全日本)では見事優勝を飾り、復活をアピール。リオオリンピックに向けて再スタートを切った。

しかし、リオオリンピックまで残りわずかな時間しかないのことも影響し、精神的に不安定になってしまうときも。

そんなとき、海外選手からの励ましのメッセージをもらい、自分のことを期待してくれる人がいることに気づき、もう一度立ち上がろうという気持ちになるきっかけになった。

また、姉の存在も大きいと田知本氏は語る。姉とは共にオリンピックを目指し、自身が試合で負けるよりも姉が負けたときのほうが悔しいと語った。

しかし姉はリオオリンピック最終選考会の決勝の残り50秒で、左膝を負傷してオリンピック代表から落選してしまった。

日々、大きくなるオリンピックへのプレッシャーのなかで、
応援してもらえる幸せ。
元気に畳に立てる幸せ。
プレッシャーを味わえる幸せ。
ライバルとともに目指せる幸せ。
という「幸せを感じた」と話した。

オリンピックという究極の勝負の世界に身を投じて、勝ち敗けだけでなく人との繋がりの大切さを学んだ、そして今後も柔道の素晴らしさを世界にも発信していきたいと強く語った。

 

プレッシャーを味わえる幸せ。オリンピックで頂点を極めるまでの道のり

千田健太氏

ロンドン五輪・フェンシング銀メダリスト千田 健太氏の講演会を2018年12月3日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。

千田氏は中学1年生からフェンシングを始め、2016年に現役を引退。その後、フェンシング協会の理事を勤め、現在は日本スポーツ振興センターのハイパフォーマンス戦略部でスポーツの発展に貢献している。

「自分はフェンシングの才能がない」と千田氏は語る。

身体の大きさ、リーチの長さなど体格的には恵まれなかったが、フットワークや練習量で自分の闘い方を確立させてカバーした。

2008年北京オリンピックに出場したが、ベスト16と本人にとっては悔しい結果で終わってしまった。その後も次のオリンピックを目指すが足首の怪我に悩まされる。そして2011年に発生した東日本大震災によって故郷の宮崎市が被災する。

そんな中「フェンシングを続けていてもよいのか」「自分は人の役に立っていないのではないか」と、悩んだ時期もあったが結果を出すことによって 被災された方に元気を与えたいと考え、リハビリや練習に必死で取り組んだとのこと。

こうして自身の人生を賭けて、2012年ロンドンオリンピックに臨んだ。

千田氏は男子フルーレ団体選手として出場。
下馬評は決して高くなかったが、チーム全員がオリンピックに照準を合わせた調整がうまくいったこと、また運も重なり要所要所で奇跡的なプレーをすることができた。 千田氏も世界ランキング2位の中国の選手には一度も勝ったことはなかったが、オリンピック本番では勝つことができた。そして迎えた決勝戦。強豪国イタリアに対し惜しくも敗退。結果は銀メダルとなった。

オリンピック前の震災直後は、スポーツをしてても被災した人々や地域に対して「何の役にも立っていない」と無力感を感じることもあったが、オリンピックで銀メダルをとって地元の方が喜んでくれたのでとても嬉しかったと千田氏は笑顔で語った。

その後リオオリンピックを目指したが結果、オリンピック出場権が獲れず2016年引退を決意する。

競技人生を振り返り、「何度も同じ相手に負けて、対策して勝てるようになった。」「しかしまた同じ相手に負けたり、若手に足元を救われてしまったりすることもあったが、その経験も次の勝負に活かされることもあり、努力したことは決して無駄にはならないと感じた」

今後はスポーツに対して支援をしていく立場として、スポーツの発展に力を注ぎ、スポーツを通して人生を豊かにしてる環境作りをしていきたいと強く語った。


 

1日1日120%を出し切って練習する。本との出会いが自分を変えた

三宅 宏実氏

重量挙げ女子ロンドンオリンピック銀メダリスト、リオデジャネイロオリンピック銅メダリスト三宅 宏実氏の講演会を2019年2月15日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。

三宅氏がウエートリフティングをはじめたのは15歳のとき。中学校3年生までは母からピアノを習っていたが、女子ウェイトリフティングがはじめて採用された2000年オリンピックシドニー大会をテレビで見て感動しウェイトリフティング競技を始めることに。父の三宅義行さんはメキシコ五輪銅メダリスト、伯父の三宅義信さんも東京・メキシコ五輪で金メダリストであることから、「自分もメダルを取ることができるかもしれない」との期待もあったとのこと。

競技の指導はメダリストの父義行氏から受けた。スポーツの経験は無かったが、義行氏の高校生時代の42.5kgという記録をあっさり超えてしまうなど素質を感じさせた。

義行氏の指導方針は「褒めて伸ばす」。練習できる環境を整え、三宅氏の考えを尊重することを重視した。練習メニューなどを考えるときも、遠回りであったり失敗するとわかっていても三宅氏がこのやり方でやりたい、という考えを大事にし見守るようにした。

親子で目指したオリンピック。しかし、アテネは9位、北京は6位に終わり、メダル獲得はならなかった。その後も次のオリンピックを目指して練習するが、なかなか記録が上がらず苦しい時期が続く。そんなとき気分転換で始めた読書が趣味となり、様々なジャンルの本を読むようになる。そして今後の人生を変える2冊の本と出会う。

1冊目はサッカー選手の長谷部誠が書いた「心を整える」。この本に書いてあった、「部屋の乱れは心の乱れ」ということに思うところがあり、身の回りのものを断捨離をして整理整頓し、水回りも綺麗にするようにした。すると不思議と記録も少しづつ伸びていった。競技だけではなくて私生活もしっかりしないといけないと気付かされたのだった。

2冊目は酒井雄哉(ゆうさい)さんが書いた『一日一生』という本。 その本には「明日が今日と同じような1日があるとは限らない。今日を一生懸命生きなければいけない」「1日1日が毎日リセットされる。今日がダメでも明日はうまくいくかも。」という言葉があり、前向きな気持ちになることができた。 練習も1日1日120%を出し切ろう、そうすれば次のロンドンオリンピックもどんな結果が出ても受け入れることができる。と気持ちを新たにし練習に励んだ。

心身ともに充実した状態で臨んだロンドンオリンピック。ついに念願の銀メダルを獲得することができた。

2020年東京オリンピックでメダル獲得を目指す三宅氏。「今できることを精一杯をやって、もっとうまくなりたいという向上心を忘れずに練習に取り組む」と話した。


 

カオスから得たフィロソフィー

鈴木隆二氏

フットサル日本代表に選ばれ、引退後は指導者として日本フットサルの発展に尽力されている鈴木隆二氏。

鈴木 隆二氏の講演会を2019年3月11日、三笠製作所扶桑工場ショールームにて開催した。三笠製作所40周年記念講演会の最後を飾っていただきました。

鈴木氏は小学生からサッカーを始め、中学生の時にブラジルに留学。大学卒業後にフットサルに転向しフットサル日本代表に選出された。

「自分の話をそれぞれの人生経験や価値観からオーガナイズして聞いて欲しい」と前置きをしつつ公演ははじまる。

内容は鈴木氏半生を遡りながら、その時に思ったこと得たことをピックアップしていく形式で公演は進んだ。

チームで勝利をおさめるための3つの哲学を自身の経験を踏まえ説明していただき、最後には支え続けてくれた母への多大な感謝を述べられた。

鈴木氏は母の勧めから中学の時にブラジルに短期留学で渡った。

ブラジルでは全てが自己責任で誰も何も言ってくれない自由な世界が広がっていたという。

「自分の人生を自分で生きている」「全ての責任を自分で負っている」という実感が得られ、それが楽しくて仕方がなかったと語る。

その体験が忘れられず、高校時代には一人でブラジルに行き、サッカー選手とし契約の交渉をおこなったのだった。

しかしそんな自由な思考は日本で貫くには難があった。帰国後、大学では自由ではない監督の方針になじめなかった。

大学4年の時、日本でプロサッカー選手になれないと確信したという。今までの人生をすべて否定されたように感じた。

しかし母から「お前だけの責任ではない」という言葉をかけられ、ハッとした。

一人で生きてきたように感じていた人生だったが、自分は人に生かされてたことに気づいたのだった。この日以来、もう二度と母を泣かせないと誓ったという。

大学卒業後、本気でフットサルに向かい合った。ある試合で目覚ましい活躍を示し、一気に日本代表への階段を駆け上がっていったのだった。

現役引退後は日本のフットサルをより強くするために思考した。そのヒントはスペインにあった。

当時スペインは急激に実力をつけ、ブラジルに迫る勢いがあった。日本がブラジルに勝つイメージがつかなった鈴木氏はスペインに渡り、その秘密を探ったのだった。

そこから導き出された勝利のための3つのフィロソフィー(哲学)。それは「ファミリー」「シンクロ」「常に前のめり」の3つだ。

「ファミリー」はチームのみんなと一心同体になるということ。「シンクロ」とは二人組で連携プレイをするということ。「常に前のめり」は失敗した時のプレイが大事ということ。

特に「シンクロ(二人組連携)」は勝つためには非常な重要なファクターだという。新しい技などにこだわるのではなく、コンビネーションのタイミングや精度を高めると有効だという。

日本人は自分を殺して相手に合わせることを尊重と考えている人が多いが、他人には自分にない才能があるということを理解することが本当の尊重であると最後に語っている姿印象的だった。

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    日時:2019年06月04日(火)
    場所:名古屋国際センター
    4階 第三研修室
        愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47番1号
    名古屋高速「丸の内」出口から約5分
    名古屋駅から東へ徒歩7分
    地下鉄桜通線「国際センター」駅下車すぐ

    【午前の部】<第1部>11:00~12:30
    (受付開始 10:30~)

    ◆量産・リピート案件を中心としたでのコストダウン手法
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      最適な部品選定~

     講師:橋本
     (エンジニアリング部 セクションチーフ)

    【午後の部】13:30~18:00
    (受付開始13:20~)

    <第2部> 13:30~15:00

    ◆デモ機と共に解説・制御盤の国際規格
    <IEC60204-1/UL508Aなどを中心に解説>
      ~「レトロな制御盤」に
      なっていませんか?~

     講師:橋本
     (エンジニアリング部 セクションチーフ)

    <第3部> 15:15~16:45

    ◆正しく、ロスなく、早く、3拍子揃った海外規格対応の実現
      ~規格対応のフローと知っておくと
      良いポイント~

     講師:八橋

          (セールス部 セクションチーフ)

    <16:45~>

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