eスポーツチームKYANOSの野望

弊社 三笠製作所のeスポーツ実業団チーム「KYANOS」のシーズン2がスタートしました。ちなみにシーズン2という言い方は、PR担当のTさんが言い出したので、僕もそのまま使ってます。また、シーズン1もあったのか?という素朴な疑問も湧いてくると思いますので、簡単に説明を。シーズン1はどんなだったのかというと、ちょうど昨年の今頃にeスポーツ実業団チームを立ち上げようと決めて、勝手がわからないまま、けれども楽しく仲間3人と創設を始めました。当初の仲間の3人は今は離脱していて、シーズン2は新しい体制になっています。ちなみに仲間3人はゼミ仲間なので引き続き仲はいいです。シーズン1では仲間3人とスポンサー営業をしたり、eスポーツプレイヤーをスカウトして契約したり、プロモーション活動をしたりと、世間にあるスポーツチームとさほど変わらないチーム活動をしてきました。ウェブサイトも立派だし、選手も強いし、あとはフロントがどのようにチームを昇華させていくかがキーになってきた局面で、シーズン2の準備が始まった。って感じですね。

ちなみに、実業団チームっていろんな利活用方法があって、企業の広告宣伝の側面もあったりするのだけれど、弊社としてはeスポーツプレイヤーと契約したら、生活面の不安を取り払って安心してeスポーツに取り組んでもらって、eスポーツをプレイしながら実業(弊社は制御メーカー)でも活躍してもらい、セカンドキャリアもそのまま弊社で活躍を続けてもらいたく、いわば多様な人材獲得の側面も強く押し出しています。eスポーツの世界で頂点を目指そうとすれば、自身を律して効率的に練習を繰り返し、強い勝者のメンタリティーを持つことも必要となるので、弊社としてはそのような仲間が増えることは、会社の発展においてもとても重要なファクターとなります。

さて、シーズン2ですが体制は大きく変わりました。新たに元JリーガーのGMが就任し、その新GMを中心に、eスポーツチームの強化プランを策定しながら、ウイニングイレブンで世界チャンピオンを目指します。ちなみに本業の制御盤業界でも世界No.1を目指しています。また、eスポーツ業界に寄与するプロダクトをリリースできるように、今まで本業の製造業で培った技術を用いて開発製造を関係協力会社と行います。それによってeスポーツがより健全に市場に浸透する一助となればなと。

加えて、弊社のeスポーツチームが、日本のプロ野球の各球団のように独立採算で利益を出せるかどうかの挑戦の年にもなります。今まで培った経営ノウハウも投入してeスポーツチームが新しい企業となり雇用の受け皿になるよう取り組みを全力で行います。

ということで、新GMに期待です。