ベルギーのオイペンでコミュ力の偉大さを知る

最近は人に会うことが本当に人生を豊かにすることだと、つくづく感じるというか痛感する。出張中の土日でも可能な限り人と会って、一緒にお茶をしたり食事をしたりすると充実したひと時を共有することができる。

今回もドバイからヴェネツィアへ移動する途中に休みを利用してベルギーへ。ベルギーでは久しぶりに友達とイタリアンレストランで食事をしながら4時間ほど談笑。友達の近況や将来像を聞いたりして自分も疑似体験をしている。なかなか面白い。友達のコミニケーション能力はピカイチで、食事をしているイタリアンレストランのオーナーとの言語での会話は全く成り立ってはいないけれど、意思疎通といえばほぼ完璧に出来ている。一見コントのようなこのやり取りも、自分にとっては新鮮で勉強になる。テレパシーか。

この街で生活する日本人はたった1人。そうその友達だ。英語や熊本弁があまり通じない異国の地で、コミュ力と得点力だけでのし上がるその姿は感動さえ覚える。街を歩いていれば誰もが友達に声をかけてくる。住まいも街の人にはモロバレだ。それだけ1万8千人の街の人に愛され、街に溶け込んでいる証拠だろう。とても真似はできないが、とても学ぶことは多い。

そんな一晩だけの劇場のような擬似体験型の食事だったけれど、これだけでベルギーまで来た甲斐がある。本当に楽しかったしありがたい。誕生日だったので美味しいイタリアンもご馳走してもらった。ご馳走様でした。

自分の今年のテーマは臆せず面倒臭がらず人に会う。なので、この一年も昨年以上にたくさんの人に会っていきたい。

会話になっていない会話。