2020年 筑波大学院 卒業式(修了式)

2020年 筑波大学院 卒業式(修了式)

今日は2年間通った筑波大学院の東京校舎での卒業式。今日の卒業式を迎えるために2年前から東京都民になり、それなりに時間とお金を投資してこの日を迎えることができた。しかも自分の力だけでは無く、周りのサポートがあってのことだ。感謝しかない。

この年齢でかつ仕事をしながら、しかも夕方の6時から夜の9時まで2年間ほぼ毎日のように授業に出席して修士論文を書くなんて絶対無理、いや現実的に不可能だわ。しかも大学院のある東京都民じゃなくて愛知県民だから通えないし。と思いながら、けれど今からでも遅くないかもと入学試験を受けた2年半前が懐かしい。実際に入学してみたら自分よりも年上の先輩達がいてどれだけ勇気づけられたことか。いろいろな年齢層の様々な職業の同級生と研究調査を通して学んだこの2年間は何ものにも変えがたい。

で、肝心の今日の修了式といえば新型コロナウイルスの感染症の拡大状況により、修了式も学位授与式も全面中止となり、僕らは晴れの日に立ち会うことは出来なかった。予想はしていたから残念だけど仕方がない。ちなみに祝賀会も開催されることはなかった。逆にこれはこれで一生の思い出になるな。こんな事態になることはこれまでもこれからもそうそう無いだろう。そんなレアな事態に陥った晴れの日を境に、これからはマスターになった事実を噛みしめて、新たなスタートをきりたいと思う。

そして明日からは今まで以上にとてつもなく仕事に取り組むつもりだ。しかも明日からは研究調査に充てていた時間が余る。そしてそのたっぷりある時間を使ってとてつもなく仕事に取り組むにはもってこいの未曾有の大混乱期。のぞむところだ。もちろんこの2年間で脳の筋トレと体の筋トレは十二分にしてある。腕がなる。

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いつか落ち着いたらみんなで修了式や祝賀会をやりたいな。それまで研究調査を通じて学んだことも活かしながら、面白い事業を大きくしていきたい。あと、コロナの影響で被った損失はプロの経営者としてキッチリ回収させてもらう、これ大事。

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大学院で「企業eスポーツクラブ活動における集団凝集性に関する研究」という修士論文を書くにあたり、様々な人にお力添えを頂きました。SUPER GTのドライバーさん達や監督さん達、スーパーフォーミュラのドライバーさん達や監督さん達、それにサーキットの管理運営をされている方々、某企業のeスポーツクラブとサッカークラブの部長様と部員の皆様、それにお世話になった先生方やクラスメイト。この場を借りて感謝申し上げます。

ちなみに修士論文の内容はというと、同一企業内におけるeスポーツサッカークラブ(ゲーム)とサッカークラブ(オンザピッチ)の両チームの部員の集団凝集性と集合的効力感を比較検討した結果、ゲームでもオンザピッチでも一体感や結束力等々に対して、ほぼ優位差が無いというもの。調査していて結構興味深いものでした。