ブタペストで感動のレスリング選手権大会

  • 2018年10月23日
  • 2019年2月8日
  • 欧州出張
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中東最大の展示会「GITEX」への出展も終わり、週始めにミラノでシステム関係の打ち合わせをする前に、週末は束の間の休暇を利用してブタペストまで。


ブタペストで友達がレスリングの世界選手権に出場するのでその応援に。


ブタペストも初めてならレスリングを観戦するのも初めてで、初めてづくしの週末になりました。


ブタペストのスポーツアリーナは、週末ということもあり超満員。


子供から大人まで結構なファンの幅広さに驚きながら、やはり観客の3割はマッチョ系という納得できる陣容。


海外で開催されるレスリングの大会はどこも大入りらしく、ブタペストも例外ではなく、かつ、演出も凝ってい煽りのうまいMCや派手な照明にノリのいい音楽が掛かりながら試合は進んでいきます。


友達は予選一回戦を9-0で危なげなく勝ち上がり二回戦へ。


本来なら技や間合い等の感想を書きたいのだけれど、そこはレスリング初観戦ということで、ルール等もよくわからない状態。


隙間時間にネットでルールとトーナメント表を見てなんとなく理解をし始めた感じ。


そんな知識で世界選手権なんか観に行くなよ、的な意見がありそうだけれど、それは本当にその通りかもしれないけれど、スポーツはなんでも生で観るとその迫力や臨場感や雰囲気がとても心地よく、かつ、意外にもどのスポーツも初観戦でもすごい選手は観ていてなんとなくわかるものだと思っている。


だから、何気なく観に行ったスポーツが意外にも面白く感じられたり、顔と名前を知らない選手でも、試合中の動きや醸しだす雰囲気で、おっ、この選手は結構すごいな、って感じられるはず。


だから難しい事は考えずとりあえずスタジアムやアリーナに行ってみると楽しい。


てことで、友達の応援は二回戦へ。


二回戦はなんと大接戦で、先制されるも後半に取り返して2-1のまま残り5秒。


ところが相手選手にやられて3-2の逆転負け。


このやられてというのが知識のなさで、何かでやられたんだけど、何かはわからないけどとにかくポイントを取られて逆転負け。


グランパスの試合と同様に友達の名前を叫んだから、試合の後は喉が枯れてた。


いやぁー、レスリングはめちゃくちゃ面白い。


動きがとても刹那的で、体のどの部位も瞬間的に最適な動きと最適なポジションにあるような気する。


しかもその体のどの部位も二手三手先の動きを考えながら、かつ、相手の動きを予測しながら最適化されているような気がした。←素人目、、、


そして生で観たというのもあるだろうし、友達が出ているからというのもあるかもしれないけど、異国の地で同じ日本人が戦う姿を見ると本当に勇気がもらえるし鳥肌が立つし、最近は歳のせいか涙もろい。


自分たちは2年後に東京オリンピックを迎えることができる幸運な時代に生きている。


人生においてそんなチャンスは滅多にない。


だからこそみんなでオリンピック観戦をしよう。


現場でもテレビでもネットでもいい。


みんなでオリンピック観戦をしよう。


きっと感動で泣ける。


きっと自身の人生において、何かわからないけどやる気が出るはずだ。


そのやる気は三日坊主の人から一生続く人まで様々だろうけど、少なくともスポーツには観戦した人のやる気スイッチをオンさせて、三日以上も続けさせられる魔法がある。





特に大型イベントの1つであるオリンピックでは、人々がアスリートに憑依して疑似体験をしながら、客観的に感動を覚える究極のエンターテイメントだと思う。