ドバイ警察とともに5日間

アラブ首長国連邦ドバイで5日間に渡って開催された中東最大の展示会「GITEX」も無事に終了しました。

弊社 三笠製作所は昨年に引き続きドバイ警察との共同プロジェクトで、2019年からドバイに納入予定のコンセプトカー、スマホアプリで呼べるUBER型の自動運転の移動式交番。その名も「SPS-AMV」を開発展示しました。ちなみに、弊社の社員さんや協力会社さんがかなり無理をして短納期で仕上げてくれました。感謝感激。
※Smart Police Station-Autonomus Mobile Vehicle

毎日盛況なGITEXは、世界中のビジターとバイヤーとメディアが訪れる最先端技術の展示会。しかし残念なことに日本からのビジターとメディアは少なめ。

GITEXの最終日にはドバイ警察の警視総監と会食をする機会を頂いて、久しぶりにアラビア料理を食べることに。今回は右手ではなくナイフとフォークで食べたので、右手が著しくブザマになることもなく一安心。会食後には警視総監が自分に「3月1日にアレ持ってきて」と直接おっしゃられたので、内心「アレ」かぁ。間に合うわけないよなぁ。と思いながら「最善を尽くします」とのらりくらりと答えるのが精一杯。帰国したら来年のGITEXの新しい展示品の開発や、SPS-AMVの量産の準備や「アレ」も持っていかなければならないのでめちゃくちゃ忙しくなることに。

アラブの商習慣は世界でもかなり個性的(サウジアラビアが一番個性的だと言われている)で、今までの自分の常識と仕事感が全く通用しない地域だけれど、しかしなぜか刺激的で心踊るのも事実。これからもアラブのIBM(世界的なコンピュータ関連会社のことではない)に心が折れないように、一歩ずつ前に進んでいくつもり。しかし本当に量産するのかな、、、しかも「アレ」は本当にいるのかな、、、



ドバイ警察の警視総監が「3月1日にアレを持ってきて」と仰られている瞬間。両手を出して逮捕される瞬間ではない。