大樹町でのロケットの打ち上げ(インターステラテクノロジズ

  • 2018年4月30日
  • 2019年2月8日
  • 友人
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北の大地北海道へ。


人生初のロケットの打ち上げの立会いのために。


砂漠の街モハーベに展示してあるロケットの見学に行ったことはあるけれど、今回は生のロケットの打ち上げをこの目で見る機会を、これからますます付き合いが深くなる友人から貰って人生初の立会い。


自分は電気エンジニアとして、かつ経営者という立場からもロケットの打ち上げという事業とイベントに心が踊る。


ローコストで製造されているとはいえ高価で、しかもエンジニアたちの化身でもあるデリケートすぎる機体。少しでも機体に違和感があれば、自分たちの体のように大切に検査と修正や改造を行わなければならない。少しでもだ。


打ち上げやすい立地とはいえ、オフショアとオンショアの影響を受けやすく、すぐにフォギーになる南東に開けた打ち上げ地点。打ち上げをする条件が天候によって左右される。


ロケットの打ち上げを見るために、格好の観戦ポイントに目を輝かせながらたくさんの人たちがやってくる。その人たちを街の人や行政の人やボランティアの人たちが、半徹夜で早朝から丁寧に駐車場やポイントに誘導する。


それらの事前準備や当日のオペレーションまで考えたら、本当にすごいことだと思う。


民間ベンチャーの小規模な会社のロケットの打ち上げでも、本当にこんなに大変なんだと、大樹町に来て、かつ、2.3日でもそこに携わる人たちと一緒に行動して、心の底から尊敬の念と感激と感謝と、、、言葉では語りつくせないくらいの感動をした。本当に胸が激アツになった。




けれども人生初のロケットの打ち上げは、延期延期となり最終的には空高く飛んで行くこともなく中止となった。


自分は人生初の生のロケットの打ち上げを経験することなく帰路につくことに。


しかし、言葉で言っても上滑りして軽いかもしれないけれど、大樹町での経験は本当に自分の人生を揺るがしかねないほどの大きな出来事だった。


ロケットは飛んでいないけれど、大樹町でのすべての出来ごとに感動して涙が出そうになった。


ロケットが飛んでいたら涙が止まらなくなるんだろうな、と、容易に想像ができた。


今回、ロケットは飛んで行かなかったけれど、次の機会も絶対に大樹町でロケットの打ち上げの挑戦に立ち会いたい。


次の立会いで、ロケットが無事に飛んでいったら本当に自分の人生観が変わってしまうだろうな、と、もはや疑う余地もなくなった。


ロケットの打ち上げに誘ってくれて本当にありがとう。


この感動と感謝は必ず返します。