福島工場 その4

  • 2014年9月6日
  • 友人
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前回からの続きで

黒いハイエースに、水を300リットルと0.75~2スクェアの電線5巻ずつとハーネス加工をする為の手工具と現金を持って、名古屋の友人社長と一緒に東北へ。


途中、名古屋の友人社長が東北で知り合ったボランティア仲間と、茨城で会うことに。


名古屋の友人社長のボランティア仲間は2人で、彼等はこれから一旦東北から地元の愛知に戻って、また東北に出直すとのことだった。


彼等の話を聞くと、東北の被災地はまだまだ混乱が続いており、一度現地に行って現状を確かめる事が、東北の被災地をよく理解する上で最良の方法だと教えてくれた。


彼等はその後、数ヶ月は東北の被災地でボランティアをしていた。




彼等と別れて、名古屋の友人社長と2人で、夜中の高速道路を走り、最初に辿り着いた東北の地が、福島県いわき市だった。


もう、真夜中の2時頃だった。


なんとか予約出来たホテルにチェックインしようと車を停めると、ホテルの駐車場やエントランスは震災の影響でうねったりひび割れたりしていて、壁は剥がれ落ちていた。


東北のインフラや家屋等の復旧作業をする人達で、ホテルやアパートはどこも満室で、かろうじて予約出来た今回のホテルも、名古屋の友人社長と同じ部屋で一緒に寝ることになった。


なんか微妙…


ツインだったのがせめてもの救いだったかな…


つづく