現役レーサーVSプロゲーマー

SUPER GTやスーパーフォーミュラの開幕を待ち焦がれ過ぎて、なかなか開幕しない日々を過ごすのも辛くなってきた今日この頃。なんと、2019 年SUPER GT500クラスのチャンピオン大嶋和也選手がやってくれました。

大嶋選手が音頭をとって、『現役レーサーVSプロゲーマー』によるグランツーリスモ対決を日曜の夜に開催するという、憂鬱な月曜出社を吹き飛ばすようなこのイベントは、都内某所に現役レーサーの大嶋選手、可夢偉選手、坪井選手が集合。そして現在所在地不明のヤマケンがオンラインで参戦。eスポーツ選手(ここでは敢えてプロゲーマーではなく)からは山中選手が都内某所にやってきて、宮園選手、川上選手の2人がオンラインで参戦してくれました。

ちなみに、シートやモニターやゲームデバイスに配信機器は、三笠製作所のeスポーツ実業団チームKYANOS(キュアノス)と大嶋選手が奔走して3日間で揃えてセッティングを行ったというかなりの荒技。厳密に言うと、ほとんど大嶋選手一人で取り揃えてセッティングをしてくれました。ちなみに大嶋選手の弟さんのs嶋さんも手伝ってくれたとのこと。ありがたい。ハンドルが一部入手できなかったのでスラストマスターさんにご無理を言いました。これまたありがたい。

ということで、配信準備が整い4月22日 19時 都内某所でレース開始。この配信のメイン画面はレースの様子で、右上のワイプに選手皆んながワイワイガヤガヤやっているのが観ていて楽しめる感じ。可夢偉選手の喋りも軽快で、山中選手の段取りもこなれたもの。黙々と走るヤマケンに、世間話で方々に気をつかう大嶋選手。大人しい坪井選手と、みんなの個性が出ていて普段のレースとは違ってこれまた面白い。普段の選手たちの日常(上下関係)を垣間見ているようで画面に惹きつけられる。惹きつけられて視聴していたら、あっという間に3時間。しかも最後には視聴していたファンも参戦してのレースまで開催される大サービス。もう、モータースポーツファンには堪りませんね。

世界的に先行き不透明なこの時期の日曜の夜、現役レーサーとeスポーツプレイヤーたちの粋な計らいで、僕らのモヤモヤとした晴れない心に、光をさしてくれたことに素直に感謝と感動です。

これからもこのような単発のイベントやシリーズものの企画もののイベントが始まる予定かも?なので、引き続き楽しみが増えました。ありがとう。

チャンピオン大嶋和也のYouTubeチャンネルはこちら。