自分にとっては、特別な存在である西村昭宏。
その西村が中心となって、開発、販売するペーパーグラスと言う名の老眼鏡。
西村と福井県の仲間達が、薄さ2mmのおしゃれな折りたたみ老眼鏡を開発し、ネット販売を経て、とうとう自分達の手で実店舗販売を実現することに。
西村や福井県の仲間達がペーパーグラスにかける情熱や、ペーパーグラス自体が事業に成長していく過程を、幸運にもここ数年見続けることが出来て、本当に刺激を受けた。
そもそも、西村の生業は製造業であり、典型的なBtoBビジネス。
小売業でもないので、BtoCビジネスの経験は皆無なはず。
そんな彼らが、ペーパーグラスの開発をしながら、ネット販売でBtoCビジネスのノウハウを蓄積して、とうとう実店舗を構えたのだから、同じ製造業に携わる人間としては感動モノ。
しかも、彼らが実店舗を構えた場所は、故郷である福井県の福井駅の通りで、かつ銀座や青山の好立地な場所での出店オファーを断っての、福井駅の通りでの出店なのだから、なおさら涙モノ。
自分が同じように、今の立場から人口の少ない生まれ故郷に、実店舗を構えることが出来るかを、頭の中で軽くイメージしてみても、容易で無いことはイメージ開始3秒で理解できる。
今日は、そんなペーパーグラスの実店舗の内覧会に参加出来て、グッとくるものがあったかな。
眼鏡産業で隆盛を極めた福井県は、今では中国や新興国の安価なメガネに押されて、眼鏡産業自体が全盛期の半分以下。
そんな時代に、ファッションとライフスタイルまでも提案する、決して安価ではない、けれど持つ喜び使う喜びを体感できるペーパーグラスで、福井県の眼鏡産業を蘇らせようとする本当に成功して欲しいと思えるビジネスモデル。
胸熱過ぎ。
特別な存在である西村とペーパーグラス
- 2015年1月15日
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友人の皮革職人