被災地に向かう途中で、菅沼氏の知り合いの若いボランティアの二人と、サービスエリアで待ち合わせをし、情報交換を行う。
若い二人の声は力強く、いわきの町のために彼等の出来る事を毎日しているようだ。
今日は避難所にいる方々に対しての、アンケートをとっていたらしい。
明日は東京で講演をするようだ。
若さゆえの前に進む力と、危うさが同居した肉体は、他の人にはないオーラが滲み出ていた。
被災直後からいわき市にいる彼等のアドバイスや経験談はとても為になる。
被災地での民と官の歯痒さも感じているようだ。
そんな彼等と今後も協力しあうように、握手をしてわかれた。
実を言うと自分は正直、被災地の福島に向かうのが、怖いというか、不安というか、得体のしれない何かに襲われるような感覚だ。
その感覚が彼らには無いのかと、ふと疑問に思えたり、自分は考えすぎなのかなと思えたり、複雑な心境ではあった。
しかし、とにかく被災地に向かいたいという思いが強く、まずは行ってみて、自分の目で、肌で感じることにした。
交通量の少ない、常磐を走り、夜中の2時にホテルに到着。
3時には眠りにつき、明日に備えた。
復興プロジェクト5。
- 2011年4月17日
- 友人
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