企業内でeスポーツイベントの功績

2月2日の土曜日に大崎の日立システムズさんにお声がけをいただいて、日立システムズさんの社内のeスポーツイベントにゲスト対戦チームとして、弊社のeスポーツ実業団チームKYANOSを招待いただきました。

当日は肌寒いながら天気も良く、KYANOSのウイニングイレブン日本代表の2選手、それに広報さんとサブGMさん、動画撮影のためのカメラマンとそのマスターと自分と合計6人の大所帯でお昼の12時にお邪魔することに。

先方の担当の方のアテンドもスムーズで、早々に用意していただいた控え室にて寛いで至れり尽くせり。ジュースやお茶を用意して頂いてしばし休憩。落ち着いてきたところでKYANOSのスタンディングバナーを控え室内に立ててその前で2選手のインタビューと撮影を開始。吊るしのタペストリーを控え室の外の通路側に吊るして気分は上向き。隣の部屋にはトレーニング用のウイニングイレブンも用意してあっていつでもウォーミングアップが可能な状態。さすが日立システムズさん。

しばらくすると日立システムズさんの社長が直々に我々の控え室までお越しくださって、名刺交換と世間話や情報交換をさせてもらうことに。大所帯の日立システムズさんにおいて、社長が率先してeスポーツクラブを立ちあげてプレイしながら、社内の空気と雰囲気を作っていくなんて素敵な会社ですね。そんな社長の関心は専ら弊KYANOSのプロプレイヤーの2人で、いろんな質問を投げかけていました。積極的な姿勢ですね。

そういえば、日立システムズさんに到着し時には、社内のウイニングイレブンの予選会を実施していて、それがもう大盛り上がりでそこらかしこから歓声や拍手が上がっていました。そう、この予選会を勝ち上がった神7が我々のKYANOSと戦うことになるのだから否が応でも社内はヒートアップ。自分が幼少期の頃に地元の大手の工作機械メーカーで開催された運動会に参加したことがあるのだけれど、なんとなくそれに近い感じがした。昔すぎて薄い記憶だけどその運動会には数百人もの参加者がいて、その工作機械メーカーで働く社員さんの家族が大勢参加していて、独身の若い社員さん達もたくさん参加していたかな。みんな全力で走ったり綱引きをしたり玉転がしをしたりと、大歓声が止むことのない1日を過ごした、そんな懐かしい記憶が蘇ってきました。むかしの会社は飲み会や運動会や社内の部活動が盛んで、その活動を通して社員さん達の社内コミニケーションが良くも悪くも回っていたのかな。

日立システムズさんの社内の予選会も大盛り上がりのうちに終わり、神7も決まったところで一旦表彰式。神7の殆どは新入社員さん達。ここ最近ウイニングイレブンを一番やり込んだ人たちということになりますね。その新入社員さん達に表彰するプレゼンテーターが社長なので、表彰される側も恐縮しきり。しかしその顔は大喜び。こういった機会で新入社員さん達と社長さんが直接接点を持てるということは、トップからボトムまでの距離が短くなるので、社内の意思決定のプロセスにおいて、今後はますます速やかにかつフィルターにかかることなく社長の意思が末端の社員さんまで届く効果が見込めますね。

そして表彰式が終わればKYANOS以外にもう1チーム招待されているUipath さんと神7の対戦。この対戦結果は神7の圧勝で、神7の底力のポテンシャルを十分に見せつけられました。やはり神7は侮れない相手だと理解するには十分すぎるほどのスコアでした。

そしていよいよ神7と日立システムズの社長 vs KYANOSのプロプレイヤー2人と自分との、3対3のCO-OPでのエキジビションマッチ。KYANOSのオーナー兼GMにもかかわらず自分のウイニングイレブン歴は人生の中でもそれほど長くないので2人のプロプレイヤーに迷惑をかけなようなプレイを心がけることに。ようは攻撃の時はオフサイドポジションにいない、スペースを作るために走る、ディフェンスの時はプレスをかける、シンプルなプレーに終始する。を心がけて臨みました。また、対戦中はプロのMCのちょまくんの実況解説で社内イベントには思えないほどの盛り上がりを見せる雰囲気。そんな中、神7の必死のプレイをKYANOSのプロプレイヤー達が嵌め込みながらKYANOSペースに。そしてゴール前で完璧なアシストを供給してもらうことで、なんとまさかの自分が2ゴール。まさしくKYANOSのプロプレイヤーの実力で取らせてもらったゴールでした。結果、日立システムズさんの神7と社長チーム対KYANOSのプロフレイヤー2人と自分の3対3の対戦は2-0でKYANOSが勝利となりました。

そこからは数試合のエキジビションマッチを日立システムズさんの社長も自ら参加しながら数試合。社長はすごい体力ですね。しかも自ら盛り上げ役を買って出てました。見習わなきゃ。

予定されていた試合も大歓声と拍手と共に終わりを迎えました。ちなみに若干押し気味で終了。ここからしばしKYANOSのプロプレイヤーによる振り返りの解説。なぜこのプレーを選択したのか、なぜそのポジションなのか等々をプロの目線と技術から解説していきます。それには日立システムズさんの神7からも多数の質問が出てこれもこれで大盛り上がり。自分も気がついたら前のめりで聞き入ってしまうほど。やはりプロってすごい。リスペクトされるのは当然ですね。

KYANOSのプロプレイヤーによる中身の濃い解説も終わり、これにて日立システムズさんの社内イベントでかつ企業交流イベントでもあるeスポーツ大会も無事に終了。最後には写真撮影も参加者全員で行い、良い記念となりました。お子さんやチビちゃん達もこのイベントに参加していたので、その子達にeスポーツのイメージがポジティブなものとして伝わっていれば嬉しいかな。自分が幼少期に感じたあの懐かしい感覚のように。

今回の日立システムズさんと弊社のeスポーツ実業団チームKYANOSとの対抗戦に参加した人数は土曜の休日もかかわらず約90人。このeスポーツイベントは何気ない日立システムズさんの社内レクリエーションと思われがちですが、企業活動において新たな社内コミニケーションツールのカタチだと感じました。忙しく疲弊しがちな現代社会において、社内での人間関係の潤滑油になるのが社内で気軽に取り組めるeスポーツ。その最初の歴史的瞬間に携わることができたことで、弊KYANOSやeスポーツのこれからのポテンシャルを感じました。本当に楽しいイベントで日立システムズの携わっていただいた方、それから社長。そしてUipathさんにKYANOSのプロプレイヤー2人とKYANOSのフロントスタッフ全員に感謝です。

eスポーツの世界では後発かもしれない弊社三笠製作所のKYANOSですが、技術と学術でeスポーツの世界の頂点を目指す、世界チャンピオンプロジェクトも始まります。是非ともこれからのKYANOSを応援お願いします。

KYANOSのプロプレイヤー 手前から かつぴーや 真ん中 パリカ 奥はMCのちょまくん