ナイジェリアのUberって。。。

日本、アメリカ、ドイツ、ベルギー、オランダ、オーストラリアなどなど、いろいろな国でUberを使って移動をするのだけれど、だからこそたまに衝撃的なこともあるわけで、その代表格はカザフスタンとナイジェリアのUber。厳密に言うとカザフスタンはUberをロシアのYandexが代行しているみたい。

一番心地の良いUberはちょっと割高の日本だけど、それは置いといて、ナカザフスタンとナイジェリアのUberに関してはほんと衝撃的。

まずはカザフスタンのUber。全く言葉が通じません。英語も日本語も通じないのですが、Yandex.Taxiなのでコミニケーションを取らなくても目的地には着きます。料金はというと15キロほど走っても500円程度なので激安です。そう値段に衝撃を受けました。もう少し高くないと経済発展が難しいのではと思ってしまうほど。ヌルスルタンの街は建築ラッシュだったけれど、それはメインの通りだけかな。2017年にエキスポが終わったカザフスタン-ヌルスルタンの景気はどうなのだろう。車はというと新しい車はまだまだ少ないけれど、運転マナーも悪いわけではなく普通。殆どの車がタバコ臭かったかな。ということで衝撃度は中。

次はナイジェリアのUber。車が古すぎて、かつ、ニコイチまたはサンコイチなのでドアやボンネットの色はバラバラです。もちろんいつエンストしてもおかしくないくらいのコンディション。迎えに来てもらったときに乗車しようかどうか躊躇します。。。車内外は砂まみれで、黒いパンツやシャツを着て車に乗ると必ず白い砂埃がガッツリ付着。シートベルトをすると、タスキのように汚れます。エアコンもありません。運転はというと、逆走にスピード違反にクラクションのオンパレードで、ジェットコースターよりもはるかにスリリングな乗り心地です。でも一番衝撃なのは、Uberに乗り込む前に、自分の友達のナイジェリア人たちが、Uberのドライバーの顔写真や車の写真を撮りまくります。理由は、Uberのドライバーに自分が誘拐されないようにするための抑止力にするため。それでももし万が一、自分がこのUberのドライバーに誘拐されたときには、自分の仲間のナイジェリア人たちが血眼になって探す時の手かがりにするためだとも。もちろん、Uberに乗り込んで出発する前に、自分の仲間のナイジェリア人たちは、Uberのドライバーをめちゃくちゃ脅します。この日本人に手を出したら承知しないぞ、と。そうなった場合はお前の写真をネット上にばら撒いて探し出してジャングルジャスティスだ。と。ナイジェリアでは移動するだけでも一苦労かな。とはいえ、今のところナイジェリアでは無事に移動ができているのでヨシとするかな。ということで文化的側面も含めて衝撃度は特上。

ちなみにジャングルジャスティスに関してはググッてみてください。。。