ナイジェリアに手ぶらで行った話2

次のカイロ便に乗るために一度出国して、再び出発ロビーに向かいパスポートコントロールを入って、空港内で下着を探すことに。とにかく上下の下着と靴下が欲しい。暑いドバイから暑いカイロとラゴスに向かうのだから、下着がどうしても欲しい。是が非でも。

だけど、ハイブランドの高級パンツしか売ってなくて、ナイジェリアで高級パンツを履くギャップというか現実との乖離が埋められず、諦めてノーパンツノーソックスでナイジェリアへ向かうことに。ただ経由地のカイロでワンチャンを期待しつつ。

経由地のカイロはやはり暑く、到着するも汗ばむほど。下着等が売ってないか見てみたものの、それらしいものは無くて、やはり手ぶらでナイジェリアに向かうことに。もう不安しかない。

カイロからナイジェリアに向かう機内で、今すぐシャワーを浴びたい気持ちと今すぐフレッシュな下着に替えたい気持ちが最高潮を迎えつつあり、ナイジェリアに到着したらどうなってしまうのだろう、と、不安メーターも振り切れっぱなし。

久しぶりのナイジェリアのラゴス空港に到着して、空港で知り合いと落ちあい、そのまま空港の建物から外に出て、ナイジェリアの仲間たちと車に乗り込み、ナイジェリアのU12の選手たちのトライアウトが行われているスタジアムに向かうことに。

もう、この時点で下着の不快指数は120%。気絶レベルだ。

つづく。