ナイジェリアに手ぶらで行った話

昨年の夏にパナソニックスタジアムで世界チャンピオンになった若きナイジェリアのU12の選手達に再び会うためと、今年の夏に再び世界チャンピオンになる予定のナイジェリアのU12のまだ見ぬ選手たちに会うために、モスクワ経由でナイジェリアまで行くことに。

今回のナイジェリアへの渡航の直前に出張の行程が変更になり、事前に取ってあった航空券を全てキャンセルして取り直すことに。

取り直した旅程がこれ。成田空港〜モスクワ〜ドバイ〜カイロ〜ラゴス(ナイジェリア)という航路。どうしても復路でドバイに寄ってドバイ警察との打ち合わせがあったのと、その他の要因でこの航路を乗り継ぐことに。

この航路の往路のモスクワでの乗り継ぎが1時間ほどだったのが事の発端。モスクワで1時間の乗り継ぎの場合、同じターミナルならビザも不要で、かつ走れば次の乗り継ぎに何とか間に合うくらいのターミナルの広さなんだけれど、それは人間が走った場合の話で、荷物は当然一度飛行機のカーゴスペースから出して、次の飛行機へと移し替えるわけで、1時間ほどの乗り継ぎ時間しかないのに荷物は次の飛行機へと間に合うかというと、自分の感覚では今回は限りなく不可能に近いかなと。

ということで、ドバイ空港に着いてすぐに荷物がはき出されるコンベアには向かわずに、ロスバゲのカウンターへ直行。理由は簡単で、モスクワからドバイに荷物は来てないだろうし、モスクワから来た乗客がロスバゲによりカウンターに後から殺到すると思ったから。

カウンターに着いて事情を説明すると、すぐに端末で調べてくれて、案の定自分の荷物はモスクワに滞留してるとのこと。。。

「明日の夕方にドバイに到着するけど、あなたの荷物はどうして欲しい?」と聞かれたので、しばし悩んで「4日後にラゴスから戻ってくるので、ドバイのホテルに送ってくれればいいよ」と、伝えて住所や必要事項を書いて処理は終了。この時点でラゴスへの手ぶらが確定。

次のカイロ便まで少し時間があったので、ドバイ空港を一旦出て、再び出発ロビーに向かいパスポートコントロールを入って、空港内で下着を探すことに。とにかく上下の下着と靴下が欲しい。暑いドバイから暑いカイロとラゴスに向かうのだから、下着がどうしても欲しい。是が非でも。

つづく。