ドバイでIBMの洗礼を受けたら一人前

ほぼ毎月のアラブ首長国連邦出張。

北京経由のトランジットで15時間。

アブダビとドバイには毎月のように出張に来ていて、あるのかないのか分からない四季も感じられるようになりました。

まぁ、普通に暑いか凄く暑いの2シーズンしかないと思いますが。

あっ、凄く暑い時は50℃オーバーで、アスファルトの上にいると巨大なドライヤーでも炙られているような感覚です。

もっと詳しく言うと、凄く暑い時期は、おデコが暑くて息を吸うと若干肺がアツイような気がします。

普通に暑い時期は、昼間は論外ですが、夜は快適でベランダやバルコニーに出ると、少し肌寒いですが、そんな貴重な時期は今の冬のシーズンだけです。

最近のドバイ出張では、噂に聞く例のIBMとかいう習慣にどっぷりと浸けられいて、この浸かり方から察するに、これで自分もドバイで一人前のビジネスマンだな。と思うの今日この頃。

IBMとは。

Iはインシャラーで、神の御心のままにということ。

Bはブクラで、明日という意味。

Mはマレーシというもので、仕方ないとか、気にしないでということ。

自分はドバイの人と商売をしていて、大丈夫なのか?と質問して、インシャラーと言われると目が点になります。

ましてや、マレーシと言い放って立ち去って行く後ろ姿を見ると、掛ける言葉もありません。

逆に清々しいです……

まさに、秋からの約束が、ブクラ、ブクラと言われ、気がついたら1月になっている現状を考えると、どっぷりIBMに浸かってます。

毎月毎月、北京経由で15時間もかけて出張してるのに。

商売をしていると約束事の履行が、半年や1年かかることもよくあることだよ、と耳にするとIBMだ… と納得し始める自分がもはや怖いです。

そんなこんなの毎月のアラブ首長国連邦への出張ですが、また今月もIBMにどっぷり浸からないように細心の注意を払って行く予定です。

そうです。行く予定なのです。なぜなら予定を組むのでさえ先方のIBMなのです…

IBM恐るべし。